世代を問わずバイクの魅力を体験!「バイクのふるさと浜松2016」

掲載日:2016年09月05日 トピックス    

取材・写真・文/木村 圭吾
取材協力/バイクのふるさと浜松実行委員会(浜松市 産業部 産業振興課)

開始に当たってのオープニングセレモニーが行なわれ、鈴木康友市長らの挨拶に引き続き、関係者によるテープカットで幕開け。向かって左端は、浜松市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」。静岡県警音楽隊の演奏も華を添えておりました。

今年で14回目の開催を数えることになり、すっかり夏の恒例イベントとなった『バイクのふるさと浜松』が、8月20・21日に静岡県浜松市の浜松市総合産業展示館で開催されました。このイベントは、例年『バイクの日』である8月19日前後の週末に行なわれているイベントです。

ホンダやヤマハの創業地でもあり、現在ではスズキが本社を置く浜松。この地域にメーカーが集まるのは、この地方の人々が持っているという「やらまいかの精神」にあるといわれています。「やらまいか」とは、標準語でいうところの「やってやろうじゃないか!」といったニュアンスの言葉で、数々の困難に挑戦し、世界をリードする製品を生み出してきた要因のひとつとも考えられています。

そんな「バイクのふるさと」で開催されるバイクのイベントには、ライダーだけでなく、小さなお子さんを連れた来場者が多くみられるのが特徴です。今年は2日間の開催期間中に2万2,500人が来場しました。

浜松市民の間にも定着し、夏の恒例行事として親しまれているバイクのイベント。「バイクのふるさと浜松」2016年の様子をご紹介します。

フォトTOPICS(写真点数/20枚)

01イベントは「交通安全宣言パレード・ラン」からスタートです。パレードコースは中区の浜松城公園駐車場から、イベント会場がある浜松市の総合産業展示館までの約15km。事前応募された46台のバイクがパレードを行いました。

02屋内に展示会場があるのも、このイベントの特徴です。当日は晴天でしたが、仮に雨天でも存分にイベントを楽しむことができますね。メインステージのある第一展示場にはホンダ、ヤマハ、スズキの車両が跨がれるスペースが。ほかにも、MotoGPマシンやカワサキや輸入車のニューモデルの展示もありました。

03こちらはホンダの車両展示ブース。原付クラスからCB1300SBまで、スペースの関係で全てのラインアップが用意されていたわけではありませんが、跨がって見られるのは嬉しい。

04屋内のメインステージでは、オープニングにも華を添えてくださった静岡県警音楽隊の演奏、及びカラーガード隊の演技でスタート。

05取材日である土曜日の来場者数は主催者発表で約9500人とのことですが、バイクの駐車スペースは十分確保されており、余裕がありました。近隣のみならず、ツーリングを兼ねて来場した方もおられるようでした。

0620日の土曜日には、小学生の親子を対象とした親子バイクスクールが屋外のスペースで行われました。低学年向けにはヤマハPW50が、高学年向けにはヤマハTT-R50Eが用いられ、どの子も真剣な眼差しで楽しんでいました。

07新旧名車サウンドデモ走行として、展示されていたヒストリックモデルから、RC213V-Sまでが走行を披露。画像は1958年に発売が開始されたホンダドリームCS71。

08屋外では、共に全日本トライアル選手権で活躍中のホンダの小川友幸、ヤマハの黒山健一の両選手がデモランを披露。国内トップスターが披露する妙技と軽快なトークに、観客からは惜しみない拍手が。

09バイクに乗る職業はさまざまありますが、そのひとつが郵便配達です。「郵政カブ」の愛称で呼ばれたホンダスーパーカブをベースにした特別仕様のほかにも、ヤマハのメイトやスズキ・バーディーも使われていました。

10ガッカリーナな表情のみかんちゃん。実は浜松東警察署のブースでの反射神経を調べる測定器にトライしたところ、33歳相当という結果でした。

11バイクブロスブースでは、みかんちゃんとのツーショット撮影会を開催!ファンの方々でブースも大変にぎわいました!

12バイクブロスブースのツーショット撮影会Part2では、ときひろみさんも登場! 参加者さんが用意したカメラやスマートフォンを使って、スタッフがパチリ!

13ヒストリックモデルの展示スペースには、浜名湖自動車学校が購入したホンダRC213V-Sの姿も。なかなか目にする機会が少ないこともあってか、注目を集めていました。

14浜松にはオートレース場もあり、そのPRブースも。屋外では独特のスタイルを持ったオートレーサーの走行も披露され、レース車らしいサウンドを響かせていました。画像に写っている方は、浜松オートレースヴィーナスのASAHIさん。

15ポンポンCLUB浜松の企画によるヒストリックモデルの展示コーナーでは、国内外のモデルが並びました。手前はトライアンフジュニアで1914年製! ナンバーもある実動車ですが、この日は記者も押し掛けを手伝いましたが、エンジンは目覚めず残念!

1620日土曜日のメインステージでは、ときひろみさんとみかんちゃんによる「とき&みかんガールズトークショー」が開催され、観覧席は多くの方々で埋まりました。ときさんは、この日が誕生日だそうで、みかんちゃんからサプライズのプレゼントも渡されました。

17メインステージでは、キッズ達に向けての仮面ライダーゴーストショーも行われました。

18ホンダのライディングシュミレーターの体験コーナーは、ゲーム感覚でバイクが体験できるため子供達に大人気。記者も初体験でしたが、レーンチェンジではクセで後方目視確認してしまいました。

192階にある大展示場は、木工モーターバイク製作コーナーなどがあり、子供連れの方々などで賑わっておりました。夏休みの宿題は、ここで済ませられる?

20浜松東警察署のブースには、白バイが跨がれる状態で展示。ベースとなっているのはホンダVFR800ですが、現在ではCB1300SBベースの車両に主力が移っています。

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