掲載日:2018年11月05日 トピックス
写真/ヤマハ発動機 まとめ/小川浩康
※この記事は「月刊ガルル vol.391」に掲載された内容を再編集したものです。
キャブレター口径をφ34→φ31に絞り、フライホイールはさらに重くなり、低速域での扱いやすさを向上。リアチューブレスでトライアルタイヤが装着でき、よりトレッキング向けの特性となった。燃料タンク容量は8.8L→10Lへと増量し、ツーリングでの使い勝手も向上。
1997年モデルからの変更はなく、1999年まで生産された。初期型からレスポンスがマイルドになっていったセロー225は、このモデルでひとまず終了となる。燃料タンクに描かれたカモシカのグラフィックは史上最大の大きさになり、「おんぶセロー」という通称もつけられた。
アルミメッキシリンダー、鍛造ピストン、排ガス浄化システム「エア・インダクション」を装備して、排ガス規制をクリア。混合気はかなり薄いセッティングとなり、レスポンスはさらにマイルドになっている。カラー変更を行ないながら、2004年モデルまでラインナップされた。
新型フレームに空冷250ccエンジンを搭載し、セロー250へとフルモデルチェンジ。コンパクトな車体と良好な足着き性はそのままで、オフロード走破性の高さも継承。排気量アップは高速巡航性能を大幅に向上しているのが特徴だ。20周年記念モデルも発売された。
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