掲載日:2012年09月04日 オフロードアイテムレビュー
北海道から沖縄県まで、全国に80店以上を展開する工具の専門店アストロプロダクツ。その各店舗にはバイクやクルマの整備に欠かせない工具がズラリと展示販売されている。そのアストロプロダクツがオリジナルアイテムを多数新発売。今回はその中からオフロードバイク専用メンテナンススタンドのAPオフロードバイクスタンドを紹介しよう。足踏み式だがダンパーを装備せず、4,800円という低価格を実現しているのが大きな特徴だ。
[ レビュー ]
箱詰めされたAPオフロードバイクスタンドは組み立て式となっている。しかし、上下2つのパーツを組み合わせ、そこにハンドルを装着するだけなので、ゆっくり作業しても10分かからないだろう。
バイクのリフトアップはハンドル部を踏み込むだけ。リフトアップした状態をキープするストッパーは装備されないが、踏み込んだハンドル部はしっかり止まっている。リフトアップした状態でマシンに跨ってエンジンをかけたりしなければ、いきなりスタンドが下がるといったことはないはずだ。ただ、ダンパーが装備されないので、リフトダウンする際はハンドル部が一気に上がらないように注意したい。
このバイクスタンドの天板部は最低位310mm。85クラスのレーサーならそのまま車体下に入れることができるが、トレールバイクに使用するには、マシンを持ち上げる必要がある。またスタンド摺動部にも定期的なグリスアップも必要だ。そうした面もあるが、堅牢な作りと価格の安さのメリットが上回ると思えた。
[ アイテム詳細 ]
①天板を下げた位置。
②この状態での天板の高さは310mm。テスト車両はCR85R2だが、マシンを持ち上げることなくセットできる。
③ハンドル部を踏み込んで、天板を上げた状態。
④実際にマシンをリフトアップした状態。マシンの重さがあるので、ハンドル部をしっかり踏み込んでやる。この状態でハンドル部を固定するストッパーは装備しないが、メンテナンススタンドとして使用していれば、いきなり天板が下がることはない。天板部は滑り止め加工がされているので、リフトアップしたマシンがズレにくいのもいい。
⑤リフトアップはテコの原理とコロを利用したシンプルかつ確実な作り。堅牢な作りはビールケースでは感じられない安心感がある。ちなみにスタンド下部の網状のトレーは、小物置きとして使用できる。
[ ポイント ]
抜群のコストパフォーマンス。メンテナンスの必需品
[ 製品情報 ]
メーカー/ASTRO PRODUCTS
販売元/アストロプロダクツ
製品名/AP オフロードバイクスタンド
価格/4,800円
質量/6.5kg
サイズ/長さ440×幅350×高さ485mm、長さ295×幅240mm(天板部)
耐荷重/160kg
最低位/310mm
最高位/390mm
[ お問い合わせ ]
TEL/0120-27-3459
[ 記事提供 ]
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