泥・油汚れをすばやく落とし洗車後はイオンコートで表面を保護してくれる

掲載日:2013年08月06日 オフロードアイテムレビュー    

USヤマハファクトリーからの「こびりついた泥や油汚れを最短時間で落とすこと」「シートや樹脂パーツのくすみや汚れを速やかに取り除き、できるだけ長く新車に近い状態をキープすること」という2つの要望に応えるためにテストを繰り返して開発されたダートスコート。1992年に日本へ上陸すると、すぐに人気商品となった。

 

写真/酒井 一郎 レビュワー/小川 浩康

 

 

[ レビュー ]

現在、オフロードバイク用洗浄剤は多くのブランドから発売されているが、レビュワーにとってそうした洗浄剤の代名詞となっているのが、このダートスコートだ。日本に輸入された1992年当時、オフロード用をうたう洗浄剤は珍しかったこともあり、実際に購入して使用した経験があるからだ。

 

今回はドライブチェーンからの油汚れがこびりついたリヤハブと、転倒によるキズに泥汚れが入り込んだフロントフェンダーで、汚れの落ち具合をチェックしてみた。

 

ダートスコートは強力タイプで、原液のままでは塗装面やアルマイト加工を変色させることがあるという。そこで約5倍に希釈して使用した。まずは流水で泥や汚れを大まかに洗い流し、濡れたままの状態でダートスコートをスプレー。そして1分ほど浸透させてからブラッシングすると、力を入れることなく汚れがスーッと落ちていった。後は水でダートスコートごと汚れを洗い流せば作業は終了。擦り洗い、水洗いといった作業は必要になるが、高い洗浄力は相変わらず健在だった。

 

 

[ アイテム詳細 ]

[ 1 ]ドライブチェーンから飛散したチェーンルブや泥汚れがこびりついたリヤハブ。まずは水洗いで大まかに汚れを洗い流す。

 

[ 2 ]水に濡れたままの状態に、5~10倍に希釈したダートスコートをスプレーし、汚れに浸透するまで1分ほど待つ。この時に乾燥させてしまうと変色の原因になるので要注意。炎天下で洗車する場合、マシン全体にスプレーせず、フロント、エンジン、リヤと部分ごとに洗浄していくと乾燥を防ぐことができる。ブラッシングすると気持ちいいほどに汚れが落ちていった。シールチェーン対応なので、ドライブチェーンの洗浄にも使える。

 

[ 3 ]ブラッシングし、水洗いした後の状態。輝きが増しているのが一目瞭然。

 

[ 4 ]傷に泥汚れが入り込んでしまったフロントフェンダー。水洗い、スプレー、ブラッシング、再び水洗いと、プラスチックパーツでも洗車手順は同じ。

 

[ 5 ]きれいになるだけでなく、艶も復活している。プロテクト効果が発揮されるので、泥汚れが付着しにくくなる。

 

[ ポイント ]

確かな洗浄力を持つ洗浄剤が日本に再上陸

 

 

[ 製品情報 ]

メーカー/DIRT SQUIRT PRODUCTS

販売元/キワミジャパン

製品名/ダートスコート レッド

容量/475cc

用途/バイク、クルマ、機械類、台所の換気扇などの洗浄

価格/1,260円(475cc)

 

 

[ お問い合わせ ]

キワミジャパン

TEL/03-3897-2167

 

 

[ 記事提供 ]

ガルル編集部

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