掲載日:2011年02月25日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/杉山 研二
KLX125は、スチール製ペリメターフレームに、シンプルで信頼性の高い125cc空冷単気筒エンジンを搭載したデュアルパーパスモデルです。2009年の12月に発売されました。車体は軽量コンパクトに作られ、最小回転半径は2.1mと取り回しも容易な扱いやすいバイクに仕上げられています。またスリムなシートで良好な足着き性が確保されています。
エンジンにはフューエルポンプとインジェクター、スロットルボディがそれぞれ別体式の本格的なインジェクションシステムを採用し、スロットルボディにはアイドルスピードコントロールも装備。エンジンが冷えた状態での始動や、熱くなったエンジンの再始動時にも、安定したアイドリングが保てるようになっています。また、排気システムにはO2センサーと触媒が装備され、排出ガスの清浄化が図られています。クラッチには異なる3種類のフリクションプレートが採用され、高い耐久性と静粛性が実現されています。
オフロード走行を意識した足周りにも注目したいところです。フロントフォークは175mmのストロークが確保されていますし、飛び石などからインナーチューブを保護するフォークブーツも装備されています。リヤショックには窒素ガス封入式のシングルショックが採用され、180mmのホイールトラベルが確保されています。ホイールサイズはフロントが19インチ、リアが16インチとコンパクトな車体サイズに合わせた組み合わせとなってます。ブレーキシステムはスポーティなモデルらしく、前後とも放熱性に優れるペタルディスクで、フロントブレーキは外径240mmのディスクにデュアルピストンキャリパー、リアブレーキは外径190mmのディスクが採用されています。
そのほかの細かな作りも充実しています。始動方式はセルフスターターが採用され、デジタルメーターにはタコメーターや時計、燃料警告灯まで装備。オンロードやオフロードのスポーツ走行を楽しむだけではなく、普段の移動手段としても便利に使えるバイクに仕上がっています。
ブラジルで製造される125ccのフルサイズデュアルパーパス。エンジンは4サイクルの空冷単気筒で出力は9.2kW。エンジン始動はセルとキックのどちらを使うことも可能。
125cc版のモタードスタイルスポーツバイク。扱いやすい車体に本格的な装備を採用。KLX125と同じエンジンを持つ兄弟車で、前後ホイールに14インチを採用している。
軽量・コンパクトで取り回しの良い車体に、223ccの4サイクル単気筒を搭載。初心者からベテランまで、市街地からオフロードまでと、乗り手や場所を選ばず幅広く使える。
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