【Page3】それぞれに味がある多彩な排気量

掲載日:2009年12月25日 特集記事2ストローク・フォーエバー    

2009年7月1日発行 月刊ガルル No.279より記事提供

2 Stroke FOREVER

それぞれに味がある多彩な排気量

 

最高出力:40ps/8000rpm
最大トルク:4.0kgf・m/6500rpm
ボア×ストローク:66.4mm×72.0mm

最高出力:40ps/8500rpm
最大トルク:3.7kgf・m/7500rpm
ボア×ストローク:66.8mm×64.0mm

最高出力:35ps/9000rpm
最大トルク:3.0kgf・m/8000rpm
ボア×ストローク:66.8mm×57.0mm

最高出力:40ps/8000rpm
最大トルク:3.8kgf・m/6500rpm
ボア×ストローク:67.0mm×70.8mm

最高出力:37ps/8000rpm
最大トルク:3.5kgf・m/7000rpm
ボア×ストローク:69.0mm×58.0mm

最高出力:39ps/8000rpm
最大トルク:3.9kgf・m/7000rpm
ボア×ストローク:67.4mm×70.0mm

 

もっとも排気量の小さい200WRですら、最高出力35馬力をマークするところが2スト=パワフルというエンジン特性を物語っている。数値だけで見るとARとRMX-S、LANZAが同じ40PSなのだが、実際に乗ってみるとキャラクターは別物。もっともパワフルに感じるのはRMX-Sで、エンデューロレーサーであるRMX250やモトクロッサーのRM250に近い乗り味だ。ARは低中速での回転上昇がマイルドなので扱いやすく、高回転まで回せば2スト250らしい加速を発揮する。ARよりも初心者向きといえるのがLANZAで、初めて2ストに挑むならLANZAがおすすめ。200WRは全域でスムーズに吹け上がる軽い印象があり、2ストをレーシーに走らせる練習をするのに最適なエンジン。もっともクセのあるエンジンといえるのが250SRで、低速は抑えられているのだが高回転になると途端に鋭い切れ味の2ストパワーを発揮する。テールスライドがしやすいエンジンだ。

 

「4ストとは別の乗り物」だからこそ
手元においておきたいバイクなのだ

 

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