掲載日:2012年02月13日 オフロードFAQ › オフロード走行の疑問
オンロード走行では、タイヤのグリップが低く、
高速道路で疲れやすい機種が多くあります。
オフロード走行を重視した公道用モデルには、ブロックパターンタイヤを履いている機種が多くあります。これらのタイヤは、土や砂をかき分けてグリップ力を得る構造となっているため、溝が多いぶん接地面が少なく、それぞれのブロックが強い力がかかるとヨレやすいことなどから、オンロード用タイヤと比較してアスファルト走行時のグリップ力が低い傾向です。オンロードバイクと比べると、ブレーキング時にタイヤがロックしたり、深くバンクさせすぎると滑りやすかったりするので、注意が必要です。
また、オフロードバイクはハンドル幅が広く、市街地でのすり抜け時にハンドルやミラーなどがクルマのミラーなどに当たりやすいので、細心の注意を払う必要があります。
さらに、一部のアドベンチャー系ビッグモデルを除けば、上半身が立ったライディングポジションで乗り、ウインドプロテクションをほぼ持たないオフロードモデルは、高速道路の巡航時に疲れやすい傾向があります。ツーリング時には、オンロードモデルのときよりも休憩回数を増やし、冬季はしっかり防寒対策を行うなど、オフロードバイクならではの工夫を行いましょう。
文/田宮 徹
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