オフロードFAQ

林道ツーリングで持っていたほうがいいものってある?

掲載日:2012年02月20日 オフロードFAQオフロード走行の疑問    

オフロードFAQパンク修理キットやエアゲージ、
レバー類と水と携帯電話が基本です。

万が一のトラブルに備えて、林道ツーリングに行くときにはある程度の工具やスペアパーツを持っていきたいところ。その一方で、それらの量があまり多いと、バイク遊びで大切な身軽さもなくなるし、準備の段階でイヤになってしまうこともあります。

 

そこで、初心者がそれほどハードなルートではない林道ツーリングに出かける場合は、持っていく工具やスペアパーツを、ある程度絞ってしまうのもお薦めです。

 

工具では、バイクに基本装備されている車載工具に加えて、エアゲージと空気入れを持っていくことをお薦めします。オフロードを走行する場合、舗装路走行を前提にして設定されたメーカー指定値よりも少し空気圧を落としたほうが、グリップ力が増します。しかしツーリングでは、ダート走行後に再び舗装路を走ることもあるので、携帯用の空気入れもあると便利です。ただし空気を入れるほうについては、ガソリンスタンドを探すという方法もあります。

 

また、「トバすわけでも荒れた奥地へと踏み込むわけでもないから、ダート区間でも指定空気圧のままでいいや」という場合でも、パンク修理ができるキットと工具は持っていくようにしましょう。たとえ自分では作業できなくても、通りかかったライダーが助けてくれる可能性もあります。

 

スペアパーツでは、レバーの予備があると、安心感が高まると思います。せめてクラッチレバーだけでも、テールバッグなどに忍ばせておきたいところです。

 

それから、ガムテープやタイラップ、針金などは何かと役に立つので、適量を同じくテールバッグなどに忍ばせておくことをお薦めします。

 

ところで、最近では山奥でも携帯電話がつながる場所も多いので、万が一のトラブルに備えて、携帯電話はしっかりと充電してから持って行きましょう。また特に夏場は、スポーツドリンクなどの水分をお忘れなく。言うまでもなく、林道にはコンビニや自販機はまずありませんから。

 

ロープやバイスプライヤー、スペアのチューブなど、上級者の中には様々な必需品を挙げるひとも多くいますが、それらは林道経験を重ねながら徐々に、要不要を検討すればよいと思います。

 

文/田宮 徹

 

林道ツーリングで持っていたほうがいいものってある?

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