オフロードFAQ

ハンドガードを装着したいのですが、どのような点に注意すればよいですか?

掲載日:2012年02月06日 オフロードFAQオフロードバイクの疑問    

オフロードFAQ自分のバイクに装着可能か、しっかりと調べて、
必要ならば追加のパーツ交換や加工を行いましょう。

ハンドガードには、レバーホルダー部の1点だけで留めるタイプと、レバーホルダーとバーエンドの2カ所で固定するタイプがあります。後者を装着する場合、バーエンドに穴が開いていないといけません。基本的には、ほぼすべての純正ハンドルバーは中空タイプですが、ごくまれに穴が開いていない車両もあるので、この場合には社外品のハンドルバーに交換することをお薦めします。

 

この穴は、アルミ製ハンドルの場合は直径約13.5mmで、スチール製の場合は約19mmなのが一般的。これに対応したマウントが必要です。最近では、両方とものサイズに合うユニバーサルマウントが同梱されている製品もありますが、購入時には注意が必要です。

 

そして、そもそもオフロードモデルの場合、純正のハンドルグリップ外側はふさがれているので、グリップを切って穴を開けるか、オープンエンドタイプのグリップに交換する必要があります。さらに、機種によってはスロットルグリップのエンド部も閉じられていることがあります。こちらも、きれいに切り落とすか、社外品のオープンタイプに変更しなければなりません。

 

また最近のオフロードバイクは、純正でもファットバーとも呼ばれるテーパー形状のハンドルを装備している場合があります。ハンドガードには、標準ハンドル用やファットバー用などがあるので、自分のバイクがどのハンドル形状かを調べる必要もあります。

 

社外品のハンドガードは汎用品として売られているので、装着時にブレーキのマスターシリンダーやホース、レバーなどが干渉することがあります。購入前に、愛車のハンドルまわりと製品の形状をよく観察して、簡単に装着できそうかイメージしてみましょう。ちなみにブレーキ系統は、取り回しや装着角度の微妙な変更により、対処できる場合もあります。

 

なお、特に2点留めタイプの場合、レバーエンドとガードが干渉することがあります。このような場合、やはり取り付け角度などを微調整するか、レバー操作に支障をきたすようならショートレバーへの変更が必要となります。転倒時などに指や手を大ケガする可能性があるので、レバーを自分で切り落とす加工は絶対にやめましょう。

 

文/田宮 徹

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