掲載日:2012年01月13日 バイク用品インプレッション
撮影・文/野岸 泰之
バッテリーレスのマシンに乗っているのでもない限り、ライダーなら誰もが頭を悩ますのが、愛車のバッテリー上がりだ。特に冬場は乗る機会がグッと減ることに加え、気温が低くバッテリーの蓄電機能が鈍くなるし、エンジンオイルも硬くなっていることもあって、しばらく放っておいたマシンにいざ乗ろうとするとバッテリー上がりをおこしていて乗れない、なんて経験をした人も多いのではないだろうか。
そこでオススメなのが、今回紹介するMITSUBAのガードッグ・バッテリーメンテナンス&チャージャー。いわゆるAC100Vのコンセントにつないで使用する充電器だが、単純な充電器とは違って、多くの機能が充実しているのが特徴だ。
充電はバイクの電装品に負担をかけることのない、最大電圧16Vという低電圧のため、バッテリーを車載したままでOK。しかも最大電流0.7Aで優しく充電するため、開放型/密閉型/ゲル型/ドライ型など、多くのバッテリーに対応しているのもうれしいところ。
また、バッテリーの状態をリアルタイムで監視しており、0.5秒間隔で電圧検出と適正補充電を行うことで、回復充電から維持充電まできめ細かにコントロール。コンセントにつないでおくだけで最大6ヶ月間、過充電することなく満充電をキープすることができる。あわせてバッテリー診断機能も搭載しているため、万一正常な充電ができない場合には異常も知らせてくれるのだ。
さらに親切なのが、業界初という盗難警報機能がついている点だ。端子やケーブルが外されると大音量のブザーが鳴り響いて知らせてくれるから、駐車保管時でも安心。バッテリー上がりの心配から解放してくれるうえ、さらに頼もしい安心感もプラスしたこのガードッグ・バッテリーメンテナンス&チャージャーがあれば、1年中いつでも快適なバイクライフが送れるはずだ。
バッテリー容量や接続の異常、現在の充電状態など、各種の操作や状況を知らせてくれる操作パネルは日本語表記となる。はじめて使う際でもわかりやすく、戸惑うことはないはずだ。
本体重量はわずか400グラムと軽量。大きさも、文庫本と同じかむしろ小さいぐらいで、どこに置いても邪魔にならないサイズだ。各ケーブルは十分な長さを確保してあり便利。
本体とバッテリーが接続されると、バッテリーの状態を診断、そこで充電可能と判断されるとチャージが開始。弱ったバッテリーは回復充電され、その後満充電を維持するモードに移行する。
ケーブルは2種類が付属。急いでいたり、友達のマシンを充電してあげる際などは、先端にワニ口クリップの付いたケーブルが便利。バッテリーの+-端子を挟むだけとお手軽だ。
コンセントに入れた後、好きなセキュリティコードを入力することで、警報機能を作動させながら充電が可能。ケーブルや端子が外されると、大音量のブザーが鳴り続けて異常を知らせる。
継続してバッテリーを健全に維持したい時は、お手軽バッテリーケーブルを接続。コンセントにつなぐように、ワンタッチ充電ができる。防水キャップ付きだから使わない時も安心。
価格/1万6,800円(税込)
問い合わせ先/ミツバサンコーワ(TEL:0277-30-7807)
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!