掲載日:2013年04月11日 フォトTOPICS
写真・文/HIRO(有森弘忠) 取材協力/MILK WORKS
春の訪れ。バイク乗りならば自然とウズウズと走り出したくなってしまう衝動に駆られる桜の季節がやって来た。街を見渡せば、雪だるまがちらほらあった冬の装いからパステルカラーが眩しい軽快な雰囲気へと変わり、気付けば季節も人もフレッシュな4月である。その季節がらにピッタリなのが今回紹介するマイさん。「明るく元気な女の子」という言葉は彼女のためにあるのではないか、そんな錯覚を覚えてしまうような女性だ。
彼女が選んだのは、小柄な体格にベストマッチしたホンダの名車モンキー。が、ただのモンキーではない。Z50A型のリジッドフレームタイプのモンキーである。ビビッドな赤と白のカラーリングに一目惚れして購入したと言う。ただ当時モノとなると、金額や状態に不安が残ることからレプリカタイプを選択した。ハンドルはルックスと操作性から通称くるくるハンドルと呼ばれるものからポストマウントのアップタイプに変更。また、福岡市内の交通事情を踏まえてカブ90のエンジンをスワップしたが結局物足りなくなって105ccにボアアップ。いつの間にか中々のカスタムに仕上がっているようだ。
「オリジナルが欲しかったんですが、金銭的に厳しかったのでレプリカにしたんです。でも可愛いので問題無いですよ。ホントは自分で運転しないで大きなバイクの後ろに座って……が理想なんですけどね(笑)」
福岡では有名なスイーツショップのマネージメントをこなす彼女なのだが、最近は仕事が忙しくてプライベートな時間が少なく、愛車で街を流す機会も少ないそうだ。
「近々、社長に交渉して休みを増やしてもらいます! でないと、バイクに恋愛にと楽しめないですから!!」
出会いの季節でもある春。バイクや恋と、女子はやっぱり忙しいんだなぁと思いつつ、桜の木の下で行った撮影は楽しいものであった。
現行の型式でも可愛らしいルックスだが、この車両となれば更に格別である。走りを中心とした彼女のカスタムを見てみよう。
エンジン左サイドカバーはクリアに変更。
このバイクを決めたキッカケのタンク。エンブレムはオリジナルを装着。
チューンアップしたエンジンに合わせてCDIなどの電送系もアップグレードしている。
カブ90のエンジンをタケガワ製105ccにボアアップ。
サイドジップの履き脱ぎがし易いブーツをチョイス。
ロールアップ時の赤ミミが可愛い、ダメージ加工デニム。
パステルカラーの糸が織られた春らしいニット。
可愛さの中にハードさをとペンダントトップはスカルタイプ。
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