掲載日:2012年11月16日 フォトTOPICS
文/藤野 由起奈 写真/河合 宏介 写真・取材協力/本田技研工業株式会社
左の赤い車両が、スタンダードのコンセプトモデル「クロスカブCC110」。右の黄色は、今回カブミーティングに参加したいという開発者の願いを込めた、カスタマイズモデルです。
2012年11月11日、Hondaウェルカムプラザ青山で第16回カフェカブミーティングが開催されました。カブの熱烈な愛好家たちが集まる中、コンセプトモデル「クロスカブ CC110」がどこよりも早く公開されました。「山の脇道だってふらりと入っていける」そんな冒険心を叶えてくれるニューモデルです。当日はコンセプトモデルと同時にカスタマイズコンセプトモデルも発表になり、会場では歓声と拍手が沸き上がりました。実用性や利便性の「LIFE」とファンライドの「PLAY」を「クロスオーバー」させたニューモデル「クロスカブ CC110」をご覧ください!
01カブの基本と理念は変わらず、遊び心も追求。その姿は根強い人気の「CT110」を彷彿させます。
02ベースは110プロですが、前後に17インチのホイールを履き、強化されたサスペンションが付いています。
03スーパーカブの開発を手がける金塚征志さんが、今回のコンセプトモデルの魅力をたっぷり解説してくださいました。
04同じくスーパーカブの開発を手がける今田典博さんがステージ奥から登場させてくれたのは、「クロスカブ CC110 カスタマイズコンセプトモデル」。
05いかにも力強い風格を見せる、このカスタマイズコンセプトモデルは、前後にオフロードタイヤ、アンダーガードを装着し、アップマフラーに変更。なんと、アルミのH形リムを採用しています。
06切り取られたカウルによりエンジンが見えるようになり、ワイルドで魅力的な仕上がりとなっています。
07リアキャリアの下にはサブのガソリンタンクが取り付けられていて、思わず拍手をする参加者もいました。このヘビーデューティな作り込みは、今までのカブからは想像できなかったものです。
08このサブのガソリンタンクには、ひと工夫がされていて、取り付けステーの裏側には専用のノズルまで納められていました。
09今田さんがステーの裏側から出したノズルを装着して見せてくれました。
10歴代スーパーカブの実用性、利便性、経済性の日常の枠「LIFE」と「PLAY」という遊び、冒険、探求をクロスオーバーさせた「クロスカブ」は、日常をもっと楽しくさせてくれる……。そんな雰囲気がありました。
11知れば知るほど魅力的な「クロスカブ CC110」。まだコンセプトモデルで、市販までには時間がかかるかもしれません。でも、カブフリークはもちろん、多くのバイク人をワクワクさせる可能性が詰め込まれていました。早々のデビューを期待しましょう。
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