カブライダーたちが大集合 『第15回 カフェカブミーティング in 青山』

掲載日:2011年11月10日 フォトTOPICS    

写真・文/野呂瀬 悦史  取材協力/本田技研工業株式会社

手作りのイベントプレート。このミーティングを楽しみにしていた気持ちが伝わります。

ノーマルルックからこだわりのフルカスタムまで
「この日」を待ち望んでいた294台のカブが大集合

ホンダスーパーカブオーナーはもちろん、スーパーカブに興味があるバイクファンも大歓迎な「第15回カフェカブミーティングin青山」が2011年11月6日開催されました。恒例の「カフェカブコンテスト」へのエントリーや、現在リトルカブで国道全制覇に挑戦中の旅行家の藤原かんいちさんを迎えてのバイクフォーラムの観覧は無料。そして、全国から集まるカブファンとの貴重な交流の場でもあり、オーナーの愛を注がれたステキなカブが勢ぞろいするのが、このミーティング最大の魅力といえるでしょう。今年は降水確率が80%というあいにくの空模様ながら、294台のカブが大集合。ピカピカのノーマルカブから、カブきまくったカスタム車まで、Hondaウエルカムプラザ青山の敷地には、まさに三百人三百色のカブが咲き乱れました。

フォトTOPICS(写真点数/71枚)

01朝9時30分で、かなりの台数が並んでいました。コンテストを見据えて前の列をゲットするには早めのエントリーが吉。

02こちらはミーティングスケジュールです。ライダーの交流をメインとするイベントだけにスケジュールはほどよい配分です。

0310時を過ぎても続々とカブが集まってきます。

04仲間と一緒に複数台で来場する人もいましたが、ソロでの参加も多かったですよ。

05カブの原点でもあるカブFが2台並んでいました。半世紀以上前の原付とは思えないコンディション。

06雑誌『アウトライダー』でもお馴染みの松本よしえさんを発見。念願のカブをようやく手に入れての参加です。

07よしえさんの友人は到着後にそそくさとボックスを展開。すると、なんということでしょう。エレガントなダイニング?が!

08そうこうしている間にもエントリーは続きます。これはもうカブ畑といってもいいですね。

09キラキラな輝きに思わず撮影。

10カチ上がったマフラーに思わず撮影。タンデムシートやタンデムステップあるんですが二人乗りできるのかな?

11先ほどまで通路だったスペースもついに駐車スペースに。スタッフの誘導でカブを停めていきます。

12奥のマシンもカブです。シート下まわりの造形にカブの面影が。。。

13隅々までカブです。道行く人も足を止めて見入ってしまうほどの存在感です。

14埼玉県熊谷市から参加のもりぞーさん。おじいちゃんが乗っていた50DXをベースに足回りをフルカスタムした車両で参加です。

15降水確率は高かったものの、午前中は雨が降らなかったこともあって続々とカブが到着します。

16自分のおかれた状況に戸惑いつつも、冷静なそぶりを見せてる気丈なワンちゃんです。

17コンテスト参加者はドリンクサービスもありましたよ!

18さてここから、カブのロゴを撮影してみました。オリジナルからハンドメイドまでいろいろありました。

19C105というマシンのロゴですね。Cub55。

20わりと太目の書体のCub。文字のエッジ処理が味わい深いですね。

21彩り豊かなボディカラーリングに手作り原2表示。ひっそりと目立っていました。

22ざっくり感がある手作りカブ表記もさることながら、もっこりが気になります。

23カブロゴじゃないけれど、カブといえばこれもまた人気あり。

24「株主」ステッカーも数多くみかけました。

25CUBと思ったらCUBA。 ロゴもイイけど、スタイルもイイですねぇ。

26ヤレ感たっぷりで多くの人の視線を釘付けにしていた湘南カブキチ倶楽部の皆さんの車両です。

27神奈川県横浜市から参加のナミさん。布地デコレーションがかわいいですねぇ。モフモフしたシートの雨対策は「サランラップ」とのこと。

28300台に迫るカブが集合して、いよいよ歩くスペースの確保も難しくなってきました。

29ウエルカムプラザ2Fには、休憩スペースに併設してカブ関連書籍の閲覧コーナーも用意されていました。

30ステージではアシモも登場。車両展示されていた旅行家の藤原かんいちさんのリトルカブもアシモ見物です。

31スーパーカブ110のエンジンカットモデルや車両。さらに藤原さんの旅の様子を伝えるフォトパネルも展示されていました。

32カブといえば箱。箱にもいろいろありまして、個性の花が咲き乱れます。

33なかにはこんなステッカー?も。1文字違うとだいぶ意味が変わるものですね。

34絶妙な積みっぷりがステキです。おせんべいもマストアイテム?

35こちらは災害派遣仕様。実際にボランティアで被災地に出向いた写真も展示してました。チェーンソーは違うH社ですね。

36箱といえばステッカー。これまたいろいろな味があるものです。

371枚1枚貼っていくと、このバランスは難しいですよね。一気に貼ったのかな?

38郵便マシンでお馴染みのボックスに日本各地の名所ステッカーが輝きます。

39このボックスは、その大きさだけで他を圧巻。入るからといって積みすぎるとさまざまな困難が待ち受けていそうです。

40「水没からの復活」という小さな文字が、ガンバローの言葉に重みを与えています。

41山梨県甲斐市から参加の前澤さん。ミクシィのスーパーカブ友の会の管理人さんです。バズーカーはハンターの証!?

42車両を撮影するスキもありません。新旧のカブが隙間なく(ホントにない)並びます。

43カフェカブコンテストの「藤原かんいち賞」を決めるために車両チェックに余念のない、藤原かんいちさん。

44コンテスト参加者はお気に入り車両の番号を記入して投票します。投票締め切りは12時でした。

45気になるカブを見ながらカブ談義。会場内あちらこちらでカブ話題の輪ができていました。

46テイストの違うライダーたちも、お互いのカブ感を語り合うことで新たな発見があるようです。

47こちらはシート地についてアツく語るライダーたち。

48ちょっと立ち止まって気になる話題のほうにフラフラ近づくだけで、面白いカブ話が沸いています。

49こちらは、もはや車座状態です。アツいです。アツすぎます。

50世代を超えて会話できるのもカブの魅力ですね。

51さて、バイクフォーラムのスタートです。スライド写真と共に藤原さんのこれまでの旅が紹介されていきます。

52カブで北南米走破したときに共に走った奥様も登場です。「初心者だったけどカブだから安心して挑戦できた」と語っていました。

53現在は国道全制覇のためにリトルカブで旅をしています。「自分が好きなスタイルで自由にバイクを楽しんで!」とメッセージ。

54バイクフォーラムの後は贈呈式です。コンテスト人気投票以外にもさまざまな賞が用意されていました。

55「遠くから来たで賞」は杉野さん。なんと佐賀県からの参加でした。

56「最年長賞」を受賞したのは阿久津さん「年齢は忘れました」といいつつ登壇しましたが実は76歳とのこと。カッコイイ!

57居並ぶヤレた猛者カブを退けて「ヤレ感 賞」を受賞したのは潮上さん。「実はたった3年半しか乗ってないんです」と衝撃発言!

58「ベストタンデム賞」は平井さん親子が受賞。都内見物に出かけていたとのことで、ちょっと疲れた顔?

59「レディース賞」はナミさんが受賞。モフモフシートが決め手となったのかな。

60「スポーティで賞」は藤代さん。タイで開催されているカブレース用にブリヂストンが開発したタイヤをゲットです。

61Hondaスマイルが選んだ「スマイル賞」は飯島さんが受賞。カラーコーディネートが決め手になりました。

62「藤原かんいち賞」には、藤原さんのリトルカブと同じカブに乗る天野さんが受賞。受賞理由は「ぜひ一緒に走りたいから」でした。

63人気投票6位は、山下さん、土田さん、松本さんの3名が受賞です。

64人気投票5位は、杉浦さんと飯沼さんのカブが選ばれました。

65人気投票4位は、カブ太郎さんと松原さんのお二人の手に。

66人気投票3位は、「この日のために生きてきました」とアツいコメントを残してくれた鈴木さんです。

67人気投票2位は、「湘南カブキチ倶楽部をヨロシクお願いします」と仲間と参加してくれた佐々木さんが受賞しました。

68栄えある人気投票1位となったのは小林さん。「がんばって造ったかいがありました。エコで働き者のカブをこれからも楽しんでいきたい」と語ってくれました。

69こちらが人気投票1位に輝いた小林さんのカブです。ダウンサイジングでかわいさ満点です!

70カフェカブコンテスト受賞者のみなさんが藤原さんと共に記念撮影。

71賞典外でもがっかりしないで!コンテストにエントリーした人にはもれなく記念品(オリジナルピンバッチ)が贈られました。ビギナーからベテランまで、みんなが楽しめたカフェカブミーティング。カブとの新しい付き合い方が発見できるイベントでした。また来年お会いしましょう!

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