掲載日:2019年01月13日 原付漫遊記 › 松本よしえのゆるカブdays
え・文・写真/松本よしえ
2018年暮れ、初詣の下見にカブで明治神宮を訪ねました。御神殿前から見上げる真っ青な空が清々しかった。
あけましておめでとうございます。いよいよ平成最後の年を迎えました。昨年はカブにとって60周年という特別な一年でした。明けて新しい年はカブでどんな楽しい体験ができるでしょうか。山で進行中の「カブ小屋づくり」も時々ご報告します。今年も「ゆるカブ」をよろしくお願いします。
さて、わたしは新年になると初詣へ出掛けます。これまでバイクで無事に走れたことへの感謝を捧げ、今年も楽しく事故なく走るゾという決意を新たにするためにバイクで詣でています。平成最後の年はカブと一緒に明治神宮へ。こちらは原宿駅前という都心にあって、70万平方メートルという広大な境内が広がっています。
約100年前に明治天皇と昭憲皇太后(※明治天皇の皇后)を祀って鎮座されたのですが、全国から献木された約10万本もの木々が育ち、豊かな広葉樹の森になっています。一度鳥居をくぐれば清々しさを感じ、歩くだけでも気持ちがよい参道です。ちなみに年越しや三が日はたいそうな人混みですが、松の内が明けてから節分前にかけては人出も落ち着きます。バイクの駐輪場もあるので心おきなくお詣りができますよ。
原宿側の入り口にある大きな鳥居です。JR原宿駅と東京メトロ明治神宮前駅が目の前。カブで行くと警備の方が駐輪場へと誘導してくれました。広場を横切るときは歩行者に注意してね。
鳥居の左手方向に駐輪場の看板があります。平日ということもあり、バイクは自転車に混じって数台駐輪していただけ。
砂利を踏みしめて長い南参道を進みます。
境内の池から流れる小川が参道を横切ります。これは渋谷川の支流で暗渠となって原宿駅の下を流れています。
参道に飾られている菰樽(こもだる)は日本中の酒蔵から奉納されたものです。
菰樽の真向かいにはフランスからのワインの樽も並んでいます。
大正9年に献木された楠は「夫婦楠」と呼ばれて丁重に扱われています。御神木の向こうに明治神宮の御社殿を臨みます。
明治神宮の境内は広大です。参拝後はゆっくりと散策して境内にあるレストランや売店、休憩所を利用するのもお薦めです。再び原宿側の鳥居へと戻れば「CAFÉ 杜のテラス」がありますよ。
カフェでは抹茶のソフトクリームや珈琲、ケーキなどのメニューが人気のよう。この日は天気がよかったのでオープンテラスでひと休み。
東京在住 北に新鮮な海の幸ありと聞けば、バイクで「ばばばっ」と駆けつける食いしん坊ライダー。本業は料理や食が専門のイラストレーター。愛車はカワサキ ヴェルシスのほかにオフロード車やサイドカーを所有。2011年11月、カブ90に出会う! HUB倶楽部の主宰メンバー。
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