掲載日:2021年12月12日 原付漫遊記 › 松本よしえのゆるカブdays
え・文・写真/松本よしえ
「2021 CUB-CUP(カブカップ)」第3戦の参加車両でNO.55「ユ・ミックスレーシング」のスーパーカブ50(年式不明)は"寿司屋"クラスにエントリー。4サイクル60㏄以下、無改造エンジンが条件のクラスです。2021年の最終戦は12月12日、6時間耐久で催される予定。
数年前から友人達がカブの耐久レースにハマっています。「カブカップ」は「富士スピードウェイ」のカートコースに設けられたコースを3時間(6時間)耐久で走るというもの。正式名称に「ビジネスバイク・チーム対抗3時間(6時間)レース」とあるとおり、参加車両はビジネスバイクで無改造エンジンというレギュレーション(一部、電動バイクや改造車両も混走)で、なんと約30台のカブが熱戦を繰り広げます。
スタートは「ル・マン式」でキックか押し掛けのみ。友人のNO.69「MIX Racing」の車両はスーパーカブ50カスタム(年式不明)です。
カートコースは全長520m。友人達がエントリーしている"寿司屋"クラス1位のベストラップは36.827秒、3時間で260周を走りました。
持ち込みのテントを張ったピットでは応援に駆けつけた仲間がレースを見守りながら料理中。ライダーの愛犬も後ろで応援します。仲間や家族が集って楽しんでいます。
コースの電光掲示板には車両に装着した発信機が測する周回数とタイムが随時表示されます。「カブカップ」は9つに分かれた全クラスが混走する耐久レース。ライダーはそれぞれのベストラップ更新を目指して周回を重ねます。
カブ女も革ツナギとレーシングブーツで武装して走ります。楽しそうだったなぁ。
NO.8「Y.Y.RACING」のカブプロ50(2012年)はリアキャリアを取り外して軽量化。エントリーしている"寿司屋"クラスにちなみ、にぎり寿司のぬいぐるみを載せています。
参加資格は18歳以上、1チーム2名以上からで参加人数に上限はありません。チームの参加費は22.000円(3時間耐久)で友人は3人でエントリー。ライダー交代時はツナギを脱ぐのを手伝いあったり、みんないい汗をかいて気持ちよさそう。
転倒シーンも目撃しました。車両同士が絡めばケガすることもありますよ。
レースを終えて参加者全員が集合。3チームともケガなく無事に完走しました。12月の最終戦(6時間耐久)も参戦予定です。
余談だけど、なんとワゴンの2列目にレース車両のカブをすっぽり格納。こんな積載ができるのもカブだから!? 驚いたなぁ!
この日、レース終盤はあいにくの雨でしたが走り終えたライダー達は清々しい笑顔。ピットで応援する友人や家族も屋外でのびのびと語りあい、和やかな時間を過ごしていました。どうでしょう、来年は押入れに仕舞い込んだ革ツナギを引っ張り出して参戦してみる? まずはツナギに入る身体をなんとかしなきゃからだけどね!
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