掲載日:2021年09月26日 原付漫遊記 › 松本よしえのゆるカブdays
え・文・写真/松本よしえ
このスタイリッシュな壁画は「ホンダウエルカムプラザ」の一角にあります。さ~て、どこにあるのか、わかるかなぁ?
青山一丁目の「ホンダウエルカムプラザ」といえば、カフェカブのイベント会場にもなっているカブの聖地。広々としたイベントスペースとカフェがある一角に「リトルホンダ(PC50)」の壁画があるってご存じでしたか。それがなんと、授乳室(個室)の中なのです。落ち着いたクリーム色の壁に「リトルホンダ」に乗る母と三輪車の男の子のイラストが描かれています。
ふだんは施錠されている授乳室ですが、受付で利用者が声を掛けると開けてもらえます。わたしはプラザ内が空いているときにお願いして見せていただきました。女性用トイレの区画内です。イラストを手掛けたのはアーティストの"Ayako kato"さん。
室内にはかんたんな水洗設備も。壁画はけっこう大きいです。描かれている「リトルホンダ(PC50)」は1969年発売、空冷4サイクルOHVエンジン49㏄。
じつはプラザ内のグッズ販売コーナーの壁画も同じ方の作品です。
8月は音も感じられる展示。Super Cub C125のパールカデットグレーです。左下には人気の「ホンダ社食のカレーうどんの素」が写っています。
さて、この壁画は1969年に発売された「リトルホンダ(PC50)」の広告写真がベースになっています。そのご本家をネットで検索して拝見しました。ママも気軽に乗れるおしゃれなバイクの新車価格は42000円。当時の大卒初任給は34100円(年次統計より)ですから、なかなかのお値段です。で、壁画の母子の姿はそのままの写真ですが、じつは母子の間にパパも写っている親子3人写真がご本家。気になる方は探してみてね。
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