

掲載日:2015年01月21日 試乗インプレ・レビュー
取材・文/佐川 健太郎 写真・動画/山家健一 衣装協力/HYOD
空冷単気筒OHC124ccエンジンを車体に対して水平方向に寝かせた、いわゆる横型エンジンを採用。ボア×ストロークは52.4×57mmのロングストローク型で、低速トルクに優れる。
キャブレターにエアボックスは無く、代わりにパワーフィルタータイプのエアフィルターを装着。キャブレターの吸気音や生ガスの匂いが懐かしい。
フロントブレーキは機械式リーディングトレーリング方式(いわゆるドラムブレーキ)を採用。ホイールはワイヤースポークタイプで前後とも18インチ、タイヤはチューブタイプを採用。
後輪車軸がフレームエンドに直接マウントされた、リジッドフレームを採用。駆動は一般的なドライブチェーン方式で、車体の反対側にはリアブレーキも前輪と同じタイプのドラムブレーキを採用する。
ヘッドライトの中身は現代風のマルチリフレクタータイプを採用。フロントフォークの摺動部を覆うブーツカバーや生ゴム風ハンドルグリップがクラシカルな雰囲気だ。
メインフレームのアンダーパイプ部分に直接マウントされたフロントウインカー。ケースはフレームと同色に塗られたスチール製とするなどディテールにもこだわっている。
ブレーキランプはLEDタイプを採用し小さくても被視認性は高い。前後フェンダーともスチール製で作りはしっかりしている。
デザイン上の大きな特徴でもあるロングタンクは実は樹脂製カバーで、本当の燃料タンクはカバーの前方内部に収納されている。メインフレームがタンク上を通る構造はオールドハーレーを思わせる。
グリップ感の良いバックスキンのシングルシートを採用。スプリングが装備され、路面からの衝撃を緩和してくれる。
クラシカルテイストのキャブトンタイプのマフラーを採用。鼓動感を生かしつつも適度に抑制された心地よいサウンドだ。時折聞こえるアフターファイアの弾ける音もキャブ車ならでは。
自転車と見まがうシンプルかつスリムなコックピット。バックミラーも小ぶりだが、視界は悪くない。スイッチ類は信頼性の高い汎用品を流用する。
ヘッドライトケースに埋め込まれた速度メーターは、km/hとマイルの2種類で表示。これらを支えるステーはステンレス製のオリジナルパーツで質感も高い。
価格(消費税8%込み) = 37万8,000円
※表示価格は2015年01月現在
スネークモータースの主力機種であるK-16シリーズのスタンダードモデル。空冷単気筒124ccエンジンをハードテールのオリジナルフレームに搭載したネオクラシカルなデザインが魅力だ。
■エンジン型式 = 空冷4ストローク単気筒OHC
■総排気量 = 124cc
■ボア×ストローク = 52.4×57mm
■最高出力 = 6.1kw/7,500rpm
■最大トルク = 9.0N・m/5,500rpm
■燃料供給 = キャブレター
■トランスミッション = 4段リターン式
■サイズ = 全長1,920×全幅790×全高880mm
■ホイールベース = 1,300mm
■シート高 = -
■車両重量 = -
■燃料タンク容量 = 4.0リットル
■Fタイヤサイズ = :2.50-18
■Rタイヤサイズ = :2.50-18
■ブレーキ形式(F/R) = リーディングトレーリング/リーディングトレーリング
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