

掲載日:2015年01月21日 試乗インプレ・レビュー
取材・文/佐川 健太郎 写真・動画/山家健一 衣装協力/HYOD
K-16シリーズは空冷単気筒エンジンを1920年代~30年代のオールドハーレーを思わせるリジッドフレームに搭載し、クラシカルな外観でまとめ上げたユニークなモデルである。排気量は50ccと125ccの2タイプを用意し、普段はクルマに乗っている人や小型2輪免許でも気軽に乗り始められるのもポイントだ。
優雅な曲線を持つロングタンクや本革サドルシート、砲弾型ヘッドライトやキャブトンマフラーなど、細部までこだわったノスタルジックなデザインがK-16の魅力だが、エンジン以外の車体の9割以上の構成パーツをオリジナルで製作しているということからも、その本気度がうかがえる。
中でも注目したいのは、ハードテールとも呼ばれるリジッドフレーム。これはリアセクションにスイングアームやサスペンションを持たず、後輪がフレームに直接マウントされている構造で、クッションがない代わりにダイレクトな乗り味が特徴となっている。なお、K-16をはじめとするスネークモータース製品については、企画・デザインは国内、製造は海外工場で行い、最終的な組み立て調整は国内で行うことでコストを抑えつつ、製品クオリティを追求している。単なるカスタム車とは異なる次元の完成度にも納得がいくはずだ。
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