掲載日:2012年02月01日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/杉山 研二
LML社はインドのカンプルにあるバイクメーカーです。1980~90年代にはベスパをライセンス生産しており、提携解消後の現在も当時の設備や技術などを活かしてスクーターを生産しています。車体デザインからお分かりかとは思いますが、このスターデラックス4SもつまりはベスパPXシリーズの流れを汲んだ一台ということになります。
車体はライセンス生産をしていた当時のベスパがベースですが、エンジンは新開発のクリーンな4ストローク125ccが搭載されています。シンプルな空冷単気筒で、吸排気弁はSOHC2バルブ、最高出力は5.84kW/6000rpm、最大トルクは9.15Nm/5000rpmです。始動はセルスターターのほか、キックスターターも備わっていますので安心です。
また、ハンドチェンジ式の4速ミッションも、、クラシックスクーターならではの雰囲気を味あわせてくれます。左手レバーでクラッチを切り、左手グリップを回してギアチェンジします。したがって、AT限定の運転免許で乗ることはできません。
スチール製の車体も魅力です。ただし従来のモデルはモノコック構造だったボディですが、4Sは新エンジンの搭載と同時にパイプフレームを併用したセミモノコックとなっています。サスペンションは前後とも片持ちタイプです。また、タイヤは前後とも同じサイズで、スペアタイヤも標準装備と、メンテナンス面でも有利です。ブレーキはフロントに油圧式のディスク、リアに機械式のドラムを採用しています。その操作はフロントを右手のレバーで、リアは右足のペダルで行う、いわゆるモーターサイクル式です。
燃料タンクはダブルシートの下側にあり、その容量は5.5Lです。車体後部の左側カバー内にはスペアタイヤを固定しています。フロントのレッグシールド内側には収納ボックスを、シート下の前側にはヘルメットホルダーも装備しています。
Euro3の排ガス規制をクリアして復活したベスパのクラシックモデル。エンジンは2ストロークの空冷単気筒、伝統的なデザインのボディはスチール製のモノコック。
スクエアヘッドライトや肉薄のシートなど、70年代のベスパを意識したデザインが特徴の125ccスクーター。エンジンはインジェクションを採用した4ストローク。
16インチホイールを履く、個性的なスタイルのコンパクトシティビークル。エンジンはインジェクションを採用した4ストローク水冷単気筒、最高出力は10.5kW。
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