掲載日:2018年08月25日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/杉山 研二
※写真はABS装着車
レジャーバイクのモンキー125が新発売となりました。ホンダのモンキーは、1961年にレジャー施設の遊具用などとして誕生した「モンキー・オートバイ」に始まり、1967年には国内向けの公道モデルを発売、その後もモデルチェンジや細かな変更を受けながら販売された50ccバイクです。コンパクトで丸みを帯びたデザインや、今となってはレトロな雰囲気もモンキーらしさでした。そして2018年に発売されたモンキー125も、50cc版の良さをを大いに受け継いで魅力あるファンバイクに仕上がっています。
車体は50cc版より一回り大きくなり、ホイールベースも1,155mmとなって、直進安定性やさまざまな操縦性能を確保。フレームはバックボーン式ですが、そのうちヘッドパイプ、メインパイプ、エンジンハンガープレート部分はスポーツモデルのグロムと共通にして強度と剛性を確保。シートレール部分はモンキー125専用の設計で、リアサスにはツインショックを採用。さらにスイングアームの形状を長円形断面にすることで、縦方向の剛性とラウンドシェイプのデザインを両立しています。
パワーユニットは、グロムに使われている空冷124ccがベースです。エアクリーナーやマフラー、クランクケースカバーなどを専用品に換えることで、エンジンまわりの外観はモンキー125のキャラクターに合わせています。出力特性は、トコトコ走れるフレンドリーさを持ちながら、市街地で多用する4,500から6,000回転付近では力強いパワーフィールを味わえます。また、手動クラッチやリターン式の4速マニュアルトランスミッションなどで、オートバイらしい操作性も楽しめます。
乗車定員は1名、燃料消費率は60km/h定地燃費で71.0km/L(WMTCモードで67.1km/L)、燃料タンク容量は5.6L。車体色はパールネビュラレッドとバナナイエローの2種類。フロントブレーキにアンチロックブレーキを採用したABS仕様もタイプ設定されています。車両価格はベーシックモデルが消費税8%込みで39万9,600円、ABS仕様は消費税8%込みで43万2,000円となっています。
レトロな雰囲気ではモンキーにも負けないスーパーカブの125ccモデル。4速リターンの変速機は自動遠心クラッチ式なのでAT限定免許で乗れる。価格は39万9,600円(税8%込み/2018年9月14日発売)。
コンパクトな車体に空冷124ccを搭載。スタイリッシュなデザインや4速マニュアルミッションによるアグレッシブな走りが魅力。価格は35万1,000円(税8%込み)。
コンパクトな車体に高回転域までスムーズに吹け上がるパワフルな空冷124ccを搭載したネイキッド。パフォーマンス重視の本格装備も魅力。税8%込みで34万5,600円から。
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