キャンプグッズをまるまる収納!タフで使い勝手も良い『IGAYA』のシートバッグ
掲載日/2018年07月26日
取材協力/プロト
写真/酒井一郎
文/栗原守睦
構成/バイクブロス・マガジンズ

とかく荷物の多いキャンプツーリング。それら荷物をいかに確実、簡単にバイクへパッキングするかで、ツーリングの快適さは大きく変わってくる。プロトの新ブランド『IGAYA』から登場したツーリングシートバッグなら収納性、堅牢性、使い勝手にすぐれ、パッキング、荷崩れ、雨などの心配からも解放してくれるのだ。

防弾ベストに使用される丈夫な表生地と
中間層にサンドされる防水性シート

キャンプツーリングでは、テント、シュラフ、マット、チェア、コンパクトテーブル、クッカー、バーナーといったキャンプ用品がまず必要となる。それらに加え、レインウエア、携帯工具などの用品も、もしもの場合に備えて当然持っていきたいアイテムだ。となると、一泊のキャンプツーリングでも荷物は結構な量となり、それらをどうやってバイクに積むのかがポイントとなる。

IGAYAのバッグなら、バイクに積載するための固定ベルトが付属しているので、ゴムロープのように積載するための技術を持っていなくても、簡単にバッグを車体に固定できる。その固定ベルトも前後左右四か所に設置しておけば、あとはバッグと固定ベルトをバックルで止めるだけ。しかも、バッグの底面全体に型崩れを防ぐ芯が入っているので、バッグの左右が下に垂れて荷崩れを起こすこともない。

これだけカチッとバイクに固定できながら、簡単にバッグ内部へアクセスできる両サイド開閉式になっているのもポイントが高い。というのも、急な雨でレインウエアが必要だったり、ミラーのゆるみを直すため工具を出したかったりと、必要となる荷物を急に出したい場合もツーリングではよくあるからだ。

バッグの生地には防弾ベストにも使われる1680Dのバリスティックナイロンを採用し、ちょっとのことでは破れにくいタフな作り。しかも、バッグ裏地との間にはPVCの防水シートがサンドされることで、急な雨によるバッグ内部への浸水を遅らせることができる。これは、高速道路走行中夕立にあったとしても〝荷物が急に濡れる心配がないから次のパーキングでレインカバーをかぶせればいい〟という心の余裕につながり、ひいては安全にツーリングを楽しむことができる。

ツーリングの楽しみ方が人によって違うように、バッグそのものにも使い方の幅を持たせている。IGAYAのバッグにはDリングを各所に配置。バッグの上にツーリングネットなどをかぶせて、脱いだジャケットを固定することも可能だ。また、バッグそのものに横幅を広げられる拡張性を持たせているので、帰路で購入したお土産もバッグ内に収めることができる。

ラインナップは20~28Lのデイツーリングシートバッグ、42~50Lのロングツーリングシートバッグ、50~64Lのキャンプツーリングシートバッグの3種類が用意されている。

IGAYAのバッグラインナップでもっとも大きなキャンプツーリングシートバッグ。横幅は500mmで、拡張しても最大で630mmに収めており、ハンドル幅からバッグがはみ出すことはなく、安心してライディングできる。

前後長は350mm。シート上にバッグを設置してもライダーが前後に動けるだけのスペースは充分確保できる。

キャンプツーリングバッグに入れていたものは、テント(山岳用の3名用)、テントのポール、シュラフ、チェア、マット、コンパクトテーブル、クッカー類、のこぎり、レインウエア、着替え(1泊分)、工具。

固定ベルトは片側がループ状になっている。そのループをフレームなどに通し、プラスチックのバックルでバッグと接続する。ベルトの長さも充分に取られているので、固定場所もバイクに応じて選びやすい。

バッグの側面をファスナーで開けることができるので、奥にしまった携帯工具やレインウエアなども取り出しやすい。さらに、バッグ上部にツーリングネットで上着を固定している場合などでも、バッグ内部にアクセスしやすいのだ。

バッグの表生地、裏生地の間に防水シートを挟むことで、バッグ内部への浸水を遅らせている。付属のレインカバーを使うことで、雨天のツーリングでもバッグ内部の浸水を防ぐ。ロゴのIGAYAは反射材になっていて、夜間の被視認性をアップしている。

デイツーリングシートバッグ(容量20~28L) 価格9,200円(税別)
サイズは標準時で高さ210×幅435×奥行310mm、拡張時は幅が555mmとなる。日帰りから1泊のツーリングに最適な容量。

ロングツーリングシートバッグ(容量42~50L) 価格1万2,200円(税別)
サイズは標準時が高さ245×幅600×奥行350mmで、拡張時は幅730mmに。1泊のキャンプツーリングや連泊のツーリングに最適の大きさ。

キャンプツーリングシートバッグ(容量50~64L) 価格1万2,800円(税別)
サイズは標準時が高さ310×幅600×奥行350mmで、拡張時は幅が730mmになる。長期のキャンプツーリングに最適なシートバッグ。

BRAND INFORMATION

国内最大級の二輪用パーツメーカー&ディストリビューター。世界各国からさまざまな特色あるアイテムを輸入すると共に、同社の手によって開発されたオリジナルパーツも多数展開している。
住所/愛知県刈谷市井ヶ谷町桜島5
電話/0566-36-0456
営業/9:00-18:00(月曜~土曜)