掲載日:2011年05月16日 プロが造るカスタム
写真・文/HIRO(有森弘忠)
一般的にマフラーの反対側は目立たない部分の「裏」として捉えがちだが、全体的に気遣い製作される為フレームライン/タンク/シート/フェンダーと流麗なラインを確認出来る。ディテイルの完成度の高さゆえの「裏」の顔を誇示している。
カスタムハーレーの世界で今や九州を代表すると言っても過言ではない、ヴィダモーターサイクルが手掛けたバルカン400。「ありきたりなカスタムはしたくなかった」と語るチーフメカニックのカズさんは、全体的なバランスに重点を置き、上品かつ大胆にカスタムを施している。
前後左右どこから見ても抜かりのないスタイリングは、全国のカスタムショーにおいて数々のアワードを獲得したヴィダならでは。特に、リアビューを意識してタンクからシート、フェンダーのラインをナローに整え、それに反してワンオフのメガホンマフラーをアップにすることでインパクトある造形を入手。一つ一つのパーツが主張しながらもコンパクトなスタイルを実現している。
今後もハーレーという枠に囚われず、様々な車両のカスタムを展開していきたいというヴィダモーターサイクル。オリジナルからワンオフパーツまで、臨機応変に対応出来る心強いカスタムショップだ。
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