ヤマハ ドラッグスター400

掲載日:2015年08月17日 プロが造るカスタム    

写真・文/小川 伸晃

ヤマハ ドラッグスター400

カスタム費(車両代別)120万円

スポーティな足回りの「走れるアメリカン」

カスタムショップの多くは、ロングフォークチョッパーならこの店といった具合に、それぞれ得意なスタイルを持っており、それがショップのカラーとなっている。そんな中、多くのユーザーがケンテックに抱いているイメージは、「ハイテック」と「ニュースクール」だろう。今回紹介するDS4も、そんな同店のカラーが反映された一台だ。

ビキニカウルやアンダーカウル、ロー&ロングのフォルムなど、ドラッグスタイルを色濃く感じさせつつ、流線形のボディラインや各部に施されたフルポリッシュ加工など、ニュースクールの要素も取り入れたこちらのマシン。全体的に高い完成度を誇るが、特に注目なのが前後の足回りだ。

サイドから見ると、タンクからシート、Rフェンダーへと続く流れるような美しいシルエットがよく分かる。F21インチ、R17インチ、そして7°トリプルが作り出す絶妙な車体バランスにも注目だ。

サイドから見ると、タンクからシート、Rフェンダーへと続く流れるような美しいシルエットがよく分かる。F21インチ、R17インチ、そして7°トリプルが作り出す絶妙な車体バランスにも注目だ。

タイヤは走りを意識してダンロップをチョイス。ゴールドのリムと相まって、スポーティな印象を見る者に与えてくれる。また、フロントはハーレー用60本スポークに増量し、リアもクロームメッキ加工されたピカピカのドラムケースにワンオフのロングニップルという手間暇かけたカスタムで、スポーティでありながらもゴージャスな足回りを演出している。加えてキャブレターのジェット交換や、大口径2in1マフラーへの換装など、性能面にも抜かりはない。まさに「見て楽しい、乗って楽しい」一台と言えるだろう。

ヤマハ ドラッグスター400の詳細は次ページにて

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