掲載日:2014年03月17日 プロが造るカスタム
写真・文/HIRO(有森弘忠)
オーソドックスからハードチョッパーまで変貌を遂げるドラッグスター。日本のみならず海外でも広くファンに支持される、もはや細かな説明は必要ないであろうヤマハの名車である。
また同じく国産アメリカンの業界では説明不要の、シーンを牽引する存在である福岡県の国産アメリカン専門ショップ「H.B.C」。オートバイと言えどもアメリカンやレーサー、ネイキッドなど、様々なジャンルがある中でアメリカンを。しかもそのアメリカンの中にも国産と外車で分かれる中「国産アメリカン」をチョイスした代表の橋辺。彼曰く「メイド・イン・ジャパンならではのクオリティをベースに日本人がカスタムすればキチっとキマる。そして、勿論それは日本人好みでもあるわけで、カスタムに目の肥えた日本人を納得させるように細かなディテールやバランスなどもストイックに作り込んでます。他のバイクやジャンルでもそうでしょうが、私はこのドメスティック(国産)カテゴリーを誇りに思いカスタムしてます。やっぱ日本人ですから(笑)」
スイングアームからシートレールと直線的なラインに合わせながらも絶妙なアールにこだわったというオリジナルタンク。流線型のシルエットを実現したスタイルだ。レイクしたトリプルやロングライザー+ハンドルなど細部まで計算していることがわかる。
このドラッグスターにも当然、そう語る彼の信念が感じられる。美しさとカッコ良さの双方が随所に魅える仕上がりがH.B.C.ならではといえよう。
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