掲載日:2014年01月27日 プロが造るカスタム
写真・文/HIRO(有森弘忠)
国産アメリカンの歴史の先駆者とも呼べるホンダ・スティードの後継車種として登場したシャドウ。チョッパールックなスティードとは対照的にクルーザースタイルのクラシックバイクなのだが、大分県のイエンタウンによりクルーザー感を微塵も感じさせないライトルックなチョッパーへと変貌された。
そのシンプルで王道的なバランスの中に散りばめられたディテイルは、同店ならではの高いクオリティを魅せつけ、王道であるがゆえに細部にまで技を効かせて独自の存在感を放っている。ハードなショーバイクのイメージにとらわれがちな同店だが、オーダーに応じて様々に対応出来るスキルと経験を武器に多くのカスタムバイクを手掛けているのだ。
スイングアームからシートレールと直線的なラインに合わせながらも絶妙なアールにこだわったというオリジナルタンク。流線型のシルエットを実現したスタイルだ。レイクしたトリプルやロングライザー+ハンドルなど細部まで計算していることがわかる。
クラシックとは真逆のスタイルのカスタムで、シャドウの新たな側面を見せてくれたイエンタウン。現在も新たなカスタムが数台進行中で、それもまたここでお披露目出来ると思うので期待して待っていてほしい。
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