掲載日:2013年12月10日 プロが造るカスタム
写真・文/HIRO(有森弘忠)
カスタムに興味のある人ならば、その際に、何色に塗装するか。そこに頭を悩ますことだろう。そして、その色によってマシンの善し悪しが決まってしまうことが多々あるのも事実で、チョッパーというジャンルにおいてはどこか「悪い」イメージを思わす色が昔から好まれているのが通例。
今は、車体のシルエットをハッキリと見せて、アメリカンバイクに多く用いられるメッキパーツとの相性の良さからも「黒」主体のアンダートーンのペイントが主流。逆に、爽やかなイメージというのはマイノリティな存在だ。そこを敢えて「白」一色のマシンに仕上げたのは、福岡県の国産アメリカン専門ショップH.B.Cである。
400ccと決して大きくはない車格にフロント21/リア18インチを装着。秀逸なバランスを確保した、国産アメリカンオンリーショップH.B.Cのスキルが伺える箇所。またホワイトとメッキのコントラストも良好。
全体を白く彩るだけではなく、ピンストでグレーを刺し色に使いながら、大径ホイールや細かいディテイルを丁寧に仕上げている。そうすることで、単に白いバイクとは一線を画す、同店らしい玄人的なカスタムバイクにまとめられているのだ。
九州の福岡にて、全国からの問い合わせやカスタムオーダーに忙しない日々を送る同店。それはきっと、過去に紹介したバイクも含め国産アメリカン分野でのパイオニア的存在のショップだからであろう。
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