ヤマハ 1997年式 ドラッグスター400

掲載日:2013年12月17日 プロが造るカスタム    

写真/Mitsuru Takahashi 文/アッキー加藤

ヤマハ 1997年式 ドラッグスター400

カスタム費(車両代別)50万円

シンプルかつ大胆に
迫力あるスタイルを構築

2001年より国産、ハーレー問わずアメリカン系を中心にカスタムビルドを行ってきたグッズ。当初は兵庫を拠点としていたが、2012年4月より大阪で再スタートを切り、今なおその技術とパーツ開発力で高い評価を得ている。その同ショップが、これまでの集大成といえる、オリジナルパーツを使用したコンプリートカスタムとして製作したのがこのマシンだ。

ドラッグスターといえば、やはりその名の通りドラッグマシンを意識したロー&ロングスタイルであるが、グッズが手がけたこのカスタムもまたそのベーシックなフォルムを踏襲。リアにはグッズ製G-SUSPENTION MONOを装着してローダウン化させ、その車体には迫力あるドラッグシートを搭載している。これによってマシンのイメージは大きく変わり、まさに直線を一気にダッシュするかのようなスタイルへと変貌しているのだ。またエキゾーストもレーシーさを演出するよう、オリジナルのリバースコーンスタイルサイレンサーを持つフルエキゾーストを組み合わせており、ハンドルは低めのグリップ位置を持つタイプ(発売予定)が装着されている。

スイングアームからシートレールと直線的なラインに合わせながらも絶妙なアールにこだわったというオリジナルタンク。流線型のシルエットを実現したスタイルだ。レイクしたトリプルやロングライザー+ハンドルなど細部まで計算していることがわかる。

スイングアームからシートレールと直線的なラインに合わせながらも絶妙なアールにこだわったというオリジナルタンク。流線型のシルエットを実現したスタイルだ。レイクしたトリプルやロングライザー+ハンドルなど細部まで計算していることがわかる。

他にはない独自のセンスとスタイルによるオリジナルパーツ開発。そこには相当なトライ&エラーがあっただろうが、しかし世のカスタムファンにはありがたい存在である。

ヤマハ 1997年式 ドラッグスター400の詳細は次ページにて

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