ヤマハ ドラッグスター400

掲載日:2014年06月24日 プロが造るカスタム    

写真・文/HIRO(有森弘忠)

ヤマハ ドラッグスター400

カスタム費(車両代別)50万円

NEW STANDARD

長く伸びたフロントフォークにストレッチタンク、ショートリアフェンダーにドラッグパイプマフラーと、まさにドラッグスタイルの王道的フォルムにカスタムされたマシンを製作したのは、モーターサイクルショップH.B.C。

このマシンは単なるドラッグスタイルではなく、同店オリジナルのタンク、シート、リアフェンダー、マフラーと、ほぼオリジナルパーツで構成されている。この、すべてオリジナルを使ったのには理由があり、既存のアフターメーカーのパーツでは思い描くカタチが作れないからだと言う。そのために、自社で幾重にも試行錯誤を重ねて商品化されたものを使っているのだ。

今では全国各地をH.B.Cパーツを装着したマシンが走っている。その事実からも、国産アメリカンのカスタムシーンにおける人気のほどがうかがえる。

スイングアームからシートレールと直線的なラインに合わせながらも絶妙なアールにこだわったというオリジナルタンク。流線型のシルエットを実現したスタイルだ。レイクしたトリプルやロングライザー+ハンドルなど細部まで計算していることがわかる。

スイングアームからシートレールと直線的なラインに合わせながらも絶妙なアールにこだわったというオリジナルタンク。流線型のシルエットを実現したスタイルだ。レイクしたトリプルやロングライザー+ハンドルなど細部まで計算していることがわかる。

多くの人が求めるものを「ベーシック」や「スタンダード」と呼ぶことが多い。しかし逆説的な意味で言えば、「王道」という言葉がそれら「ベーシック」や「スタンダード」と同義語で当てはまるとも言える。このように、H.B.Cのスタイルは王道に新しいエッセンスを織り交ぜたカスタムゆえに、全国からの問い合わせが絶えることはない。

最近では、更なるパーツ展開を検討中のモーターサイクルショップH.B.C。これからも目が離せないカスタムショップである。

ヤマハ ドラッグスター400の詳細は次ページにて

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