掲載日:2015年02月27日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/杉山 研二
水平基調のスタイリングと低中回転域重視の2気筒エンジンが特徴のクルーザーモデル、CTX700のネイキッド版です。ヘッドライトはV字型のマルチリフレクタータイプで、それを挟むように小さなカウルが付きます。ヘッドライトの上側にはメーターバイザーも装備。また、腕に余裕を持たせるハンドルや、前方に足を伸ばせるステップなどの採用でライディングポジションの自由度を確保。さらに足着き性の良いシートもあって、街なかの走行から郊外へのツーリングなどまで様々なシチュエーションで乗りやすく、そして快適な走りを楽しめるバイクとなっています。
エンジンは電子制御インジェクションを採用した水冷直列2気筒です。ロングストロークタイプのボア・ストローク比で低回転域から豊かなトルクを発生するとともに、270度位相クランクにより鼓動感は味わいのある心地良いものとなっています。燃焼効率の追求や低フリクション化などにより、低燃費化も実現。燃料消費率は、60km/h定地走行テスト値で38km/Lです。
車体はNCシリーズと共用のメインフレームに新たな設計のリアサブフレーム組み合わせ、低く構えたフォルムと720mmの低いシートハイトを実現しています。しなやかさと剛性をバランスすると同時に低重心化を図ったそのシャシーにより、安定感のある素直な操縦フィーリングとなっています。ブレーキはフロント、リアともにウェーブディスクを採用、ABSも標準で装備。
変速装置はマニュアル6速のほか、オートマチックのDTC(デュアルクラッチトランスミッション)装備モデルも用意。このDTCではATモードとMTモードがあり、ATモードではさらに一般走行用のDモードとスポーツ走行用のSモードから選んで走ることができます。
車体のカラーリングはマットガンパウダーブラックメタリックとパールフェイドレスホワイトの2色メーカー希望小売価格は税8%込みで76万6,800円、DTC装備車は83万1,600円です。
走行時の快適性を向上させ、フロントマッシブフォルムもより強調した大型カウル付きのモデル。リアシート横にタンデムグリップも装備。税8%込みで86万760円から。
750ccの水冷Vツインを搭載するクルーザー。ティアドロップ型のタンクやスリムなシート、ショートフェンダーなどを採用。ホイールのリムはブラックアウトされる。
若い世代をターゲットに発売されるストリートクルーザー。エンジンは750ccの水冷Vツインを搭載、車体はスリム、シートは低く、サスは都会の路面を想定して開発。
車体やエンジン、さらにはエクステリアまで快適性を求めてデザインし、市街地走行からロングツーリングまで幅広い使い方を楽しめる700ccのクルーザーモデルです。車体骨格には、NC700シリーズのものよりも低く設計したリアサブフレームを採用、720mmの低いシートハイトと良好な足着き性を確保しています。ライディングポジションは、さまざまな体格のライダーが親しめるように自由度を高く設定。また、兄弟モデルのCTX700Nがネイキッドなのに対し、こちらは大型のフロントカウル付きです。リアシート横にはタンデムグリップも装備されています。
パワーユニットは水冷の直列2気筒です。NC700シリーズのエンジンに比べ、マフラーのテールパイプ径は大きくなり、吸気系やECUのセッティングなども変更。低中回転域での充填効率を向上させることで、実用域でよりトルクフルなエンジンとなりました。また、270度位相クランクを用いてますので、小気味良い鼓動感も得られます。燃焼の効率化や低フリクション技術の採用で低燃費も実現しており、燃料消費率は60km/h定地走行テスト値で38km/Lをマークします。
サスペンションはフロントにインナーチューブ径41mmのテレスコピックタイプを、リアはプロリンクを採用。ブレーキには前後とも放熱性に優れたウェーブディスクを採用。ABSも標準で装備しています。また、一般的な6速マニュアル変速モデルのほかに、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を装着したオートマチック車も用意し、選択肢を広げています。
車体のカラーリングはキャンディアリザンレッドとパールフェイドレスホワイトの2色を用意。メーカー希望小売価格は消費税8%込みで86万760円、DCT装備車は92万5,560円です。
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