ホンダ ゴールドウイングF6B

掲載日:2015年03月11日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

ホンダ ゴールドウイングF6Bの画像
HONDA GOLDWING F6B

軽快でスタイリッシュなデザインを採用
水平対向6気筒搭載のプレミアムクルーザー

ホンダのフラッグシップモデルとしてラインナップされてきたゴールドウイングの魅力を、若いユーザーにも楽しんでもらおうと開発されたショートツーリングモデルがこのF6Bです。装備のシンプル化で軽くなった車体と、爽快感のあるスタイリッシュなフォルムを採用し、ツーリングはもとより街なかのさまざまなシーンでもオシャレに使うことができます。

フロントカウルには、ウインドスクリーンを大胆にカットしたショートスクリーンを採用。近距離ツーリングで十分なウインドプロテクションを確保しながら、爽快さを向上させています。シートはゆったりと座れるデザインとなり、またシートハイトは725mmと低く抑えました。リアのトップボックスはなく、代わりにフラットなテールカウルとアルミのグラブレールを装着。テールランプもクリアレンズを採用した専用品となり、スッキリとしたリアビューに仕上げられています。

エンジンはゴールドウイング譲りの1800cc水平対向6気筒を搭載。スムーズかつパワフルな出力特性を持っています。また全高の低いフラットエンジンにより、車体は低重心となり安定感のある操縦フィーリングが得られます。車体の骨格は、エンジン自体も強度部材として使うマルチボックスセクション式アルミ製ツインチューブフレームです。剛性と柔軟性を両立し、大排気量車であることを感じさせない操縦性と乗り心地を実現します。そのほか、前後輪連動ABS、専用の音響チューニングを施したオーディオシステム、サドルバッグやフロントの小物入れなど、魅力的な装備の数々が採用されています。

このゴールドウイングF6Bは、2013年2月に発売。その後14年12月にはマイナーチェンジが行われ、マフラー変更によるエンジン出力アップのほか電動リバースシステムとクルーズコントロールの採用が行われました。同時に車体のカラーリングはマットビュレットシルバーとアトモスフィアブルーメタリックの2種類に。車両のメーカー希望小売価格は消費税8%込みで221万4,000円。なお、同車は受注生産車となっています。

ホンダ ゴールドウイングF6Bのここがポイント!
  • ● ショートスクリーンを採用したフロントフェイス
  • ● 最高出力87kWとなった水平対向6気筒エンジン
  • ● 電動リバースシステムをはじめとする装備の数々

ホンダ ゴールドウイングF6Bのライバルはこれだ!

  • ハーレーダビッドソン
    ロードグライドスペシャル/FLTRX

    空冷Vツインを搭載したツーリングモデル。2灯式のLEDヘッドライトを採用したフェアリングや、機能性も考えられたサドルバッグ、USBポート付きのオーディオなどを採用。

  • ホンダ
    ゴールドウイング

    F6Bのベースとなった本家ゴールドウイング。トップケースやワイパー付き大型スクリーンなど、豪華装備が魅力の本格ツアラー。エアバックとGPSナビ付きのタイプもあり。

  • ホンダ
    CTX1300

    水平基調のデザインと低重心のフォルム、1300ccの縦置きV型4気筒エンジンなどが特徴。コンバインドABSやETC車載器、グリップヒーター、オーディオなど装備も充実。

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