Z900RSの走りとスタイルを一新させるOVER Racingのスペシャルパーツ
掲載日/2018年3月23日
取材協力/オーヴァーレーシングプロジェクツ 
取材・文/淺倉 恵介  写真/木村 圭吾  構成/バイクブロス・マガジンズ
Z900RSの走りとスタイルを一新させるOVER Racingのスペシャルパーツ

2017年の東京モーターショーで発表されるやいなや、大きな話題となったカワサキの最新ネイキッドZ900RS。伝統のネーミング“Z”を冠したこのマシンは、カスタマイズのベースとしても注目を集めている。となれば気になるのはカスタムパーツの存在。オーヴァーレーシングでは、Z900RS専用パーツを大量ラインナップ。その詳細をいち早くお届けしよう。

待望のZ900RS用カスタムパーツが
OVER Racingから登場

オーヴァーレーシングから、Z900RS用カスタムパーツが大量リリース。高性能に定評あるマフラーをはじめ、多くのライダーから支持を集めているステップキットといった定番品はもちろん、軽量かつ高剛性なスイングアーム、サブフレームやスライダーといったパーツまで、充実したラインナップをみせる。そのオーヴァーのパーツを装着したマシンの、インプレッションをお伝えしよう。

Z900RSの走りとスタイルを一新させるOVER Racingのスペシャルパーツ

セルボタンを押すと、テールアップスタイルのスパルタンな排気口からは、低音の効いたビッグバイクらしいエグゾーストノートが響く。もちろん、政府認証を取得したJMCA車検対応品ではあるから、はた迷惑な大音量ではない。けれど、音質の違いは大きい。いかにも4気筒エンジンというサウンドが、なんとも乗り手の気分を盛り上げてくれるのだ。

走り出せば、すぐに実用域のピックアップの良さに気づかされる。最初に訪れるピークは3,000回転を過ぎたあたり。ノーマルより一回り太いトルクが、鋭く、それでいてスムーズに発生する。そこからの中回転域、街乗りで多用する回転域がトルクフルで、しかもスムーズ。実質的に速い上に、なによりもスロットルでマシンを操る自在感が実に楽しい。そのまま高回転域までキレイに伸びていくのだが、とにかく中回転域の楽しさが印象に残った。

Z900RSの走りとスタイルを一新させるOVER Racingのスペシャルパーツ

チタン製フルエキゾーストのGP-PERFORMANCE 4-1チタンカーボン(19万4,400円・税込)

オーヴァーの人気パーツであるステップは、さすがの完成度の高さ。自分が小柄ということもあるかもしれないが、Z900RSのノーマルステップは“前過ぎで下過ぎ”と感じていた。くるぶしひとつ分バック&アップしたオーヴァーのステップ位置は、まさに自分が求めていたものだ。膝が適度に曲がるので、マシンの上で身体を動かしやすく、積極的なマシンコントロールが可能になるポジションだ。

また、ノンスリップタイプのステップバーが素晴らしい。ローレットは切削加工で作られたもので、鋭いエッジが立ちブーツのソールに食い込み、足元の安定感は圧倒的。たとえ雨の日であっても、ステップが滑って足が外れるようなことはないだろう。

Z900RSの走りとスタイルを一新させるOVER Racingのスペシャルパーツ

ステップバーのローレット加工は、型に押し付けて成形する転造品が一般的。そのため、角が丸まってしまう。オーヴァーレーシングのノンスリップタイプのステップバーは、全て切削加工で作られるため端面が鋭く、確実なマシンホールドを実現。

ポジションといえば、スポーツライディングハンドルキットの存在に触れないわけにはいかないだろう。いわゆるセパレートハンドル化キットではあるのだが、専用のトップブリッジを含むキットであることが特徴。フロントフォークにクランプするタイプのセパレートハンドルは、フロントフォークとトップブリッジの位置関係により、ハンドルの装着箇所が制限されてしまう。オーヴァーのスポーツライディングハンドルキットは、専用のトップブリッジの採用とアジャスタブル機構を持つハンドルバーの組み合わせにより、自由度が高く理想のハンドル位置設定を可能としている。

Z900RSの走りとスタイルを一新させるOVER Racingのスペシャルパーツ

スポーツライディングハンドルキット(9万3,960円・税込) ハンドル位置はスペーサー使用で+10mmアップ可。タレ角と絞り角は、それぞれ10度の範囲で調整可能。ハンドルスイッチやブレーキホース、ケーブル類はノーマルをそのまま使用可能。

これまでも複数のモデルで、オーヴァーのスポーツライディングハンドルキットを装着したマシンを走らせた経験があるが、どれも“そうそう、この位置!”と思わず口に出してしまうような、絶妙な位置設定がなされていた。Z900RSでも、同じ感動が味わえるかと思っていたのだが、少々事情が異なった。マシンが静止状態でハンドルに手を伸ばすと、その位置がやや遠い。どこか、しっくりこない感じを抱えながら走り出したのだが、ペースを上げ自然と上半身が前傾を深めると、このハンドル位置がじつに具合がいいのだ。最初の違和感は、あっという間に消え去った。

開発コンセプトを訊ねたところ、昔ながらのネイキッドマシンをセパレートハンドル化した場合のフィーリングを、あえて再現したとのこと。先述したように、ノーマルがパイプハンドルのマシンをセパレートハンドル化すると、車体構成の問題で多少無理のあるハンドル位置に落ち着く場合が少なくない。それと引き換えに、スポーティな乗り味を得られるのがセパレートハンドルであった訳だ。そうした“スポーツ感”は、昔のカスタムバイクを知るユーザーであれば、懐かしく身体に馴染んだものだろう。そう言う自分もアラフィフ世代、実際に走ってみてマッチしたのも道理である。そして何より、低く構えるセパレートハンドルのスタイルはカッコイイ。

Z900RSの走りとスタイルを一新させるOVER Racingのスペシャルパーツ

他に装着されているスイングアームやサブフレームといった車体パーツも、じつに魅力的。万が一のアクシデントからマシンを守る、スライダー類の存在も心強い。

新世代のスタンダードバイクたるZ900RSは、プレーンなキャラクターと高い基本性能を持っているからこそ、カスタマイズの可能性も広く、そして深い。そのZ900RSカスタムの世界を、より大きく広げてくれるのがオーヴァーレーシングのパーツ達なのだ。

充実のラインナップ
OVER RacingのZ900RS用パーツ

Z900RSの走りとスタイルを一新させるOVER Racingのスペシャルパーツ

フルエキゾーストはチタンサイレンサーも選択可能。GP-PERFORMANCE 4-1 フルチタン(19万4,400円・税込)

Z900RSの走りとスタイルを一新させるOVER Racingのスペシャルパーツ

手軽に装着できるスリップオンマフラーもラインナップ。GP-PERFORMANCE XL チタンカーボンスリップオン(8万6,400円・税込)

Z900RSの走りとスタイルを一新させるOVER Racingのスペシャルパーツ

バックステップキット シルバー(5万9,400円・税込)は、4ポジション可変タイプ。ステップ位置は35mmバック/40mmアップ、35mmバック/50mmアップ、45mmバック/50mmアップ、45mmバック/40mmアップ。ABS、純正ブレーキスイッチ対応。

Z900RSの走りとスタイルを一新させるOVER Racingのスペシャルパーツ

スイングアーム Type-9(15万3,360円・税込)は、メインパイプが目の字断面形状を持ち、軽量かつ高剛性でスタビリティの向上とダイレクト感溢れる乗り味に貢献。チェーン引きは、コの字形状の最新デザイン。スタビライザー付きも登場予定。

Z900RSの走りとスタイルを一新させるOVER Racingのスペシャルパーツ

サブフレーム(4万6,440円・税込)はダイヤモンドフレームを直線的にサポートし、車体剛性をアップ。転倒時には、車体をガードするバンパー的な役割も果たす。マッシブなスタイリングも魅力。サブフレーム単体での装着、もしくはエンジンスライダーとの同時装着も可能。

Z900RSの走りとスタイルを一新させるOVER Racingのスペシャルパーツ

エンジンスライダー(2万520円・税込)は、万が一のアクシデント時に車体へのダメージを最小限に止める。ハードなイメージのアルミ製ベースを使用し、ドレスアップ効果も高い。単体装着も、サブフレームとの同時装着も可能。

Z900RSの走りとスタイルを一新させるOVER Racingのスペシャルパーツ

フロントアクスルスライダー(1万800円・税込)は、転倒時にフロントフォークとフロントブレーキ周りのダメージを軽減してくれる。

Z900RSの走りとスタイルを一新させるOVER Racingのスペシャルパーツ

リアアクスルスライダー(1万800円・税込)も、転倒時にスイングアームとリアブレーキ周りのダメージを軽減してくれるパーツ。

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