ミッドランドのインターカム『BT PRO』シリーズの通話品質が劇的に進化!!
掲載日/2018年04月26日
取材協力/MIDLAND 
取材・文/野岸泰之  写真/堤 晋一  構成/バイクブロス・マガジンズ

ミッドランドのインターカム『BT PRO』シリーズの通話品質が劇的に進化!!
ライダー同士のコミュニケーションツールとしてばかりでなく、ナビ音声や音楽を聴く、スマホの通話など、バイクライフに欠かせないアイテムとなったインカム。なかでもミッドランドの『BT PRO』シリーズは、音質の良さや他社製インカムともつながり、アプリ『BT TALK』を介して人数、距離無制限で通話できるなど、先進の機能で多くのライダーの支持を得ている。今回は毎年大阪・東京で行なわれるモーターサイクルショーに出展している、ミッドランドの製品を会場でチェック。さらに進化した機能や新登場のアイテムを紹介しよう。

従来ユーザーもバージョンアップ可能
さらに強力なノイズキャンセリング機能を搭載

伝統の加工技術を駆使したWM製トライアンフ専用パーツ群

会場では、ミッドランド製品をズラリと展示。新しい機能やオススメのポイントなどを、お姉さんたちが丁寧に説明してくれた。

ミッドランド製品の中で、ライダーにもっとも知られているのがインカム『BT PRO』シリーズだろう。それが2018初夏に、大きな進化を遂げるという。そのテーマは「AUDIO FIRST~ミッドランド至上最高音質へ」。つまり、基本に立ち返り、ユーザーに最高の通話品質を提供しよう、というもの。

BT PROシリーズはHi-Fiスピーカーとノイズキャンセルシステムを標準搭載し、もともと音楽などの音質には定評があった。それに加えて今回、イギリスの音響技術研究会社であるSonoKlara社(ソノクララ社)との共同開発により、さらに強力な2種類のノイズキャンセレーション回路を導入。

伝統の加工技術を駆使したWM製トライアンフ専用パーツ群

強力なノイズキャンセル機能を搭載したBT PROシリーズは2018年初夏より発売予定。また、従来のBT PROシリーズユーザーもソフトのバージョンアップによって、ノイズキャンセル機能をプラスできる。

ひとつめの「ノイズゲートシステム」で、無音時にはフィルターの役割を持つゲート機能が雑音をカット。これにより、マイクから入る音の約80%を削減する事に成功した。ふたつめの「ノイズキラーシステム」で、インターカム通話中のバックグランドノイズを、フィルター効果で削減。エンジン音や風切り音、ロードノイズなどを低減し、最大で約18dBノイズを削減する事に成功した。トータルで換算すると、バックグランド等のノイズレベルを最大で約1/10まで削減。乗車時のインターカム通話を、よりクリアで聴きやすい環境にすることに成功した。

モーターサイクルショー会場では、マイクに送風機で風を当て、風切り音を再現したデモンストレーションを実施。スピーカーからゴーッと聞こえていた風の音がノイズと判断されると、スッと風の音が下がり、非常にクリアな音で会話できることに、体験した人たちはみな一様に驚いていた。

伝統の加工技術を駆使したWM製トライアンフ専用パーツ群

会場ではノイズキャンセル機能のデモを実施。実際に風切り音が大幅にカットされる効果を自分の耳で体感できた。

この機能を組み込んだ『MWe』(MIDLAND Wind experience:ミッドランド・ウインド・エクスペリエンス)と名付けられたソフトを、同社のホームページで初夏より配布予定で、これにより、現在使用しているBT PROシリーズすべてが無償でバージョンアップ可能。また、同時期に出荷される製品には順次このソフトが搭載される。

伝統の加工技術を駆使したWM製トライアンフ専用パーツ群

BT PROシリーズは、専用の通信アプリ『BT TALK 』をスマホにインストールすることで、世界中どこでも、距離無制限、人数無制限で通話が可能となる画期的システム。通話はトランシーバーのように交互で、BTTボタンという別売りの専用スイッチが必要。また、スマホのデータ通信料も必要となる。

ソロやタンデムライディングに最適
スマートなワイヤレスヘッドセット

伝統の加工技術を駆使したWM製トライアンフ専用パーツ群

『BT GO JET』は本体がマイクと一体化しており、帽体外側には何もないスッキリとしたデザインを実現。

次に注目を集めていたのが、新しいコンセプトのインターカム『BT GO』だ。これは「見えないインカム」というニックネームがつけられているが、バイク用のBluetoothワイヤレスヘッドセットにタンデム通話機能が付いた製品、という位置づけだ。

街中では最近、ワイヤレスヘッドセットをスマホに接続し、音楽を楽しむ人が増えているが、「BT GO」はいわばそのバイク版。つまりバイク用のBluetoothワイヤレスヘッドセットにタンデム通話機能が付いた製品、という位置づけだ。本体は非常に小さく、ヘルメットのデザインを損なわない。フルフェイス用の『BT GO UNI』とジェットタイプ用の『BT GO JET』があり、フルフェイス用はヘルメット側部に細いバー状のスイッチがあるだけ。ジェット用は本体がマイクと一体化しており、文字通り外からは見えない。

伝統の加工技術を駆使したWM製トライアンフ専用パーツ群

BT GO UNI(BT GO ユニバーサル)

伝統の加工技術を駆使したWM製トライアンフ専用パーツ群

BT GO JET(BT GO ジェット)

つながるインカムの数は1個までで、通話推奨距離が50メートル程度など機能は極めてシンプルだが、ノイズキャンセリング機能も搭載され、ソロで音楽やナビ音声を聞いたり、タンデムライドでパッセンジャーとの会話に使うには十分。価格もリーズナブルで気軽に導入でき、従来のインカムにはなかった革新的な、割り切ったコンセプトの製品となっている。大勢でのツーリングはしない人向け、あるいはインカムの入門用として、うってつけのアイテムといえるだろう。

大切なスマホを風雨やほこりから守る
機種専用のタフなハードケース

伝統の加工技術を駆使したWM製トライアンフ専用パーツ群

ありそうでなかった、バイク専用のスマートフォン用ハードケースシステム。会場でも多くのライダーから注目を集めていた。

会場でもうひとつ話題を呼んでいたのが『UAスマートフォンケース』だ。これはイギリスUA社が開発した、バイク用の全天候対応、防水・防塵ハードケースだ。対応機種は現在、iPhone6以降とGalaxyS7以降となっており、機種専用設計のため、ボタン類もそのまま使用可能。スワイプやタップなど、タッチスクリーンでの画面操作もケースの上から可能で、ケースに収納した状態での通話(会話)や音楽再生も可能。2018年初夏にはiPhoneX専用ケースも発売予定で、こちらもタッチスクリーンや指紋認証に対応している。

伝統の加工技術を駆使したWM製トライアンフ専用パーツ群

対応機種はiPhone6以降とGalaxyS7以降で、初夏にはiPhoneX用も発売予定。通話やタッチスクリーンなど、ほぼすべての操作が可能なため利便性は非常に高い。

また、車体に固定するためのマウントもハンドルバー用のクイックリリースタイプやフォークステムを利用したボールマウントタイプなど、多彩なパーツが用意されており、好みに応じてどんなマシンにもフィットさせることが可能。

伝統の加工技術を駆使したWM製トライアンフ専用パーツ群

フォークステムを利用したボールマウント(写真左)のほか、多くの固定パーツが用意されているため、どんな車種にも取り付けが可能だ。

防水のスマホも増えてはいるが、決して安価ではない精密機器だけに、風雨やホコリなどには出来るだけさらしたくない、という人も多いはず。しっかりとした構造のハードケース、この安心感は一度使うと手放せなることだろう。

多くのライダーで賑わっていたミッドランドブース。今後もミッドランドの製品から目が離せない。

INFORMATION

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下大阪町349-6 イシズミビル7階
電話/075-708-2362
営業/10:00-17:00
定休/土曜、日曜、祝日
Email/info@linksofjapan.jp
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