Zeppan UEMATSU
東京都/ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ取扱店

取材協力/Zeppan UEMATSU  撮影/伊勢 悟  取材・文/守田 二草
掲載日/2015年3月31日
絶版車専門店として知られる『Zeppan UEMATSU』(ゼッパンウエマツ)は、20年以上の実績をもつ名店で、日本最大級の在庫を誇る。部品も大量にストックしているのでアフターフォローも万全だ。経験豊富なスタッフによる手厚いサービスで、ユーザーの絶版車ライフをサポートしてくれる。

INTERVIEW

ジャパンクオリティを体現した国産絶版車の
工業製品としての美しさを知って欲しい

高い質感とレトロなデザインが人気の国産絶版車。憧れを持つ人は多いが、“高そう”、“壊れる”といったイメージを持つ人も少なくない。そこでユーザーの“乗りたい”という気持ちに寄り添い、楽しい絶版車ライフを実現してくれるのが、東京都八王子市にある『Zeppan UEMATSU』だ。60年代後半から80年代半ばまでの国産絶版車をメインに扱う専門店で、深い知識と経験、高い技術力がユーザーに支持されている。

 

「当時のメイドインジャパンは世界でも認められた高品質な製品ばかりですが、自分で整備ができない場合、最初にしっかりした車両を手に入れることが大切です。まずは興味を持って、旧い日本のバイクの魅力を少しでも知って欲しいと思います」、と語る副社長の枝川寿さん。18歳でアメリカに渡ったことがキッカケでウエマツの仕入れに携わるようになり、日本に帰国後は営業主任を担当。店長を経て、現在は副社長を務める創世期からのメンバーだ。

 

「バイクは古くなればなるほど、さまざまなリスクが高くなるので、プロの見極める目が重要になるんです」

 

見た目の美しさだけでは判断できないことが多いという。

 

「昔、日本では新車登録をしてから10年経てば毎年車検を受けなければならず、古くなるとバイクの価値が下がっていたんです。でも、アメリカでは年式関係なく大切に乗られているので、キレイな車両が多く存在します。これは国内でも海外でもいえることですが、知識がないまま見た目だけで判断して個人売買で手に入れるのはオススメしません。購入した後に車検がとれないというトラブルもあるんです」

 

ウエマツでは国内でも海外でも業者オークションを利用せず、直接個人のオーナーを訪れて買い付けすることを基本にしている。直接取引をすることは転売による中間コストを削減するだけではなく、車両の品質にも大きく影響しているという。

 

「当時のオリジナルコンディションならある程度の車歴は見た目で判断できますが、一度、レストアなどで人の手が入った車両は、オーナーから直接いろいろなことを聞かないとわからないんです。ウエマツで扱っている車両は、どこの国でどのように乗られていたか、きちんと分かるようになっています」

 

車両の情報を把握し、安全性を追求。それは、スタッフが“自分が乗って安心”と思えることが基準となっている。乗り手の立場に立って親身な提案をしていくことが、同店の提唱する『ウエマツ魂』なのだ。

 

国内、海外から集められた車両は、レストア部で外装をキレイに磨かれショールームに展示される。エンジンなどの内部は入荷時のまま。成約後に整備部によって納車整備がおこなわれる。基本ステージは5タイプ。豊富なストック車両に効率よく、ニーズと予算に合った整備プランを用意することでコストを抑えているのだ。30?40年以上も前の多種多様な車両を整備する要となっているのが、整備部統括の越光文浩さんだ。

 

「絶版車は旧いビジュアルが魅力ですが、調子がよく思えてもバラしてみないと分からないことが多いんです」

 

納車整備のようすはサービススタッフの『UEMATSUサービスブログ』にアップされる。オーナーからの要望があれば、ピットでの作業を見学することも可能。来店できない場合は整備中の写真を提供するなどの対応もしている。

 

「不安が少しでもあるなら取り除きたい。絶版車はメーカーの個性が強く現れているし、性能的にも乗り手が扱いきれる優しさがあるんです。乗ってからさらに好きになってもらいたい。そのために必要なことを提案しています」

 

静かに語る越光さん。程度のよい豊富な在庫はもちろんのこと。確かな整備技術と手厚いアフターサポートが、絶版車ファンから圧倒的な支持を受けている理由だ。絶版車に憧れがあるなら、ぜひ一度、訪れてみて欲しい。

PICK UP

選べる多彩なプランと迅速で的確なアフターフォローで
絶版車に乗る楽しみを徹底サポート!

『Zeppan UEMATSU』は、業界屈指のサポート体制で日本全国の絶版車ファンから支持されている。その一つが選べる納車整備&保証プラン『UEMATSU Service Warranty』だ。簡易整備『Stage1』から、エンジンのフルオーバーホールの『Stage5』までメニュー多彩で、保証内容もそれぞれ異なる。詳しくは公式サイトに明記されている。日常生活で絶版車を楽しむなら、基本整備とエンジンのライトオーバーホール、2ヶ月または3000kmの整備保証がつく『Stage4』(※写真12参照)がオススメだ。保証期間内であれば、車両引き取り、修理、配送まですべて無料で対応してくれる。

 

納車時には、そのモデルの特性や弱点をレクチャーするサービスも実施。個人では加入できない中古車の盗難保険も、『ウエマツ盗難補償制度』で加入できるのもうれしい。また、手に入りにくい絶版車のパーツも大量にストックしている(※写真15参照)ので、万が一の故障時にも迅速に対応。手厚いサービスで、日々の暮らしの中で絶版車を楽しむことを可能にしている。

 

ショールーム、ファクトリーは2009年より現在の東京都八王子市に移転。1階がエントランスとピットエリア、2階が大型車、3階が中型車フロアになっている。店舗には約350台をストックし、ショールームにはおよそ160台が展示されている。絶版車の国内総在庫数は800台以上!

2階は大型車ショールーム。カワサキのZ1(900スーパー4)、Z2(750RS)、Z1000RS、500SS、ホンダのCB750FOUR、CB1100R、CB1100F、スズキのGS750、GT750、ヤマハのXS-1など、常時80台前後を展示。

展示車両はスタッフに相談すれば、実際に触ったり、またがったりすることが可能。実際に車両を見て、触れて選ぶことができる。車両は直接買い付けているので、前歴もわかるように管理されている。疑問や質問があれば、スタッフが丁寧に応えてくれる。

2階の奥にソファーとテーブルが用意され、お茶をしながら会話や商談をすることができる。カタログや雑誌などの資料も多く、スタッフがパーツ交換からメンテナンス、カスタムのことまで何でも相談に乗ってくれる。

レアな車両の在庫が豊富にあるため、映画やテレビドラマ、漫画などに協力することも多数あり、撮影風景のスナップや出演者のサイン、漫画家のイラスト入りサインなどが飾られている。絶版車好きの著名人がプライベートで訪れることも多い。

3階は中型車のショールーム。カワサキの350SS、KH250、Z400FX、ホンダのCB400FOUR、CBX400F、スズキのGT380、GS400、GSX400E、ヤマハRZ250など、60年代半ばから80年代半ばまでの名車70台前後を展示。

2014年公開された映画「ホットロード」の撮影車両、カワサキのKH400とスズキのGS400が展示中。『三代目J Soul Brothers』の登坂広臣さん扮する春山が乗ったホンダCB400FOURとCBR400Fはイベントに貸し出し中だった。

納車時の記念撮影が恒例で、オーナーの笑顔の写真が壁一面に並ぶ。また、『ZUOC』(ズオック)と呼ばれるオーナーズクラブ『Zeppan UEMATSU OWNER’S CLUB』を展開。ツーリングやバーベキューなど、イベント活動をおこなっている。

取材時にちょうど納車を迎えたアベさん。バイク歴20年だが、国産絶版車は初めての経験だそう。越光さんからエンジンの掛け方、メンテナンスの注意点、普段運転している時にでてくる旧車ならではのクセなどの説明をうける。

101階のエントランス横にあるピットエリア。整備部の精鋭整備士12名が、1台のバイクを足まわりからエンジンまですべて担当。成約時の整備から、納車、アフターフォローまで、責任を持って1人の整備士がおこなう。

11『Zeppan UEMATSU』の整備士は、年式やメーカー、車種によって得意分野を担当。成約した人の9割以上がエンジンの分解整備を依頼しており、整備士たちは毎日のようにエンジンを分解しているため、豊富な知識と経験、技術を持つ。これらの経緯は整備点検記録簿で管理され、ユーザーに手渡されている。

12前述した納車整備&保証プラン『Stage4』の納車整備でオーバーホール中のエンジン。購入した車両以外でも、予算に応じて修理・レストアをおこなうサービス『Z.U.DOC』(ズドック)も展開。旧車全般が対象でエンジン、フレーム、足まわり、ブレーキ、外装、電装関係にいたるまで、リフレッシュしてくれる。

13関係者以外入れない4階のストックルームには純正パーツ、アフターマーケットパーツが仕分けされ、大量にストックされている。タンクやマフラーの大型パーツから、ガスケットやハーネス類などの小さなパーツまできちんと分類、管理されている。

14コチラはレストア部。10名のスタッフが在籍し、車両の分解、清掃、研磨がおこなわれる。整備士たちは60年代?80年代のさまざまなメーカー、車種を手がける。

15倉庫にはレアな絶版車のパーツが大量にストックされている。車両購入後に万が一の事故や故障で車両がダメージを受けても、速やかに必要なパーツを得ることができる。

UEMATSUのルーツ(動画)

SHOP INFORMATION

Zeppan UEMATSU

住所/東京都八王子市宇津木町728-1
TEL/042-696-6667
FAX/042-696-6668
営業/9:00-19:00
定休/ 月曜日
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