ファイナルアンサー
東京都 / ホンダ、ヤマハ、スズキ取扱店

取材協力/ファイナルアンサー  取材・文/杉沼えりか  撮影/石井勝次
掲載日/2015年10月30日
人々の足となっている原付スクーターやツーリングにも使えるビッグスクーター。そんな中古スクーターを数多く扱っているのがファイナルアンサーだ。“低価格で高品質”をモットーにし、専門店ならではの経験と知識をもとに選び方の提案もしてくれるスクーターのプロフェッショナル。多くのユーザーを抱え「安心して購入できる販売店」「信頼される修理店」を目指して常にユーザー目線を大切にしている。
INTERVIEW

スクーターをメインに販売&修理
特化しているからこそ頼りになるショップ

スクーターをメインに販売・修理を行っているファイナルアンサー。東武伊勢崎線の小菅駅から徒歩2分とアクセスに便利な場所で、常時店頭には70台以上のバイクをストックし、スクーターを探している人はいつでも気に入ったモデルを手に入れることが可能だ。今年で14年目に突入した同店は、オープン当初からスクーターをメインに取り扱っていた。その理由を社長はこう話す。

 

「会社を立ち上げた当初はバイクの買取専門店でした。でも事業を拡大していこうと思い店内を改装し、販売や修理もするようにしました。スクーターだけに絞ったのは、店舗としてオープンを考えてた時、他社さんをリサーチするとスクーターに特化した店が当時は全く無かったからなんですよね」と話す。バイクとは趣味性のある乗り物として認識しがちだが、通勤や通学等の毎日の「足」として乗る人も数多くいる。また、その「足」にはどんなシチュエーションで使われるのかによって車種も異なってくる。

 

「通勤がメインだったり、ツーリングで走る人もいる。それから燃費を気にする方や、車体のデザイン重視の方も。その他に荷物の収納力をメインとする考え方もあります。だから、お客様がご来店時には色々とヒアリングをする様にしています。お客様の使う用途によって、お薦め出来る車種は変わりますからね」

 

そして同店のユニークな取り扱い車種にも注目したい。今では残念ながら絶版となってしまったホンダのジョーカーを大量にストックしているのだ。これはワイドなハンドルに流麗なボディライン、そして各所にメッキパーツを採用したアメリカンクルーザーを思わせる唯一無二のモデルだ。1996年に販売され斬新なデザインから多くのユーザーを魅了したが、わずか3年間の販売で姿を消した希少なモデルとなっている。それゆえ消耗パーツの心配もありそうだが、長年の経験から蓄積された知識と大量のパーツストックにより、安心して乗り続けることが可能だ。

 

ユーザーにとって中古バイクを買うときにベストなのはどういう状況か。それは『可能な限り安い価格帯で、バイクもちゃんと走ること』である。そうある為にファイナルアンサーでは、安心してユーザーが乗れるように整備して納車しているのが特徴だ。中古車を購入するにあたって多少なりとも不安が伴うのは当然である。だが同店は、一般的に心配されるようなトラブルは予め交換や調整、分解清掃等の多項目な整備により未然に防いでいる。

 

「納車後もお客様のバイクは、しっかりケアしております。販売して終わりにはしません。オイル交換だったりタイヤ交換だったり定期点検も実施しています。それに万が一、道路でエンジントラブルがあってしまってもレッカーで迎えにいきます。中古バイクだからこその不安に思えるような細かい部分でも出来る限り取り除きたいと思っています。それが販売する側の役目でもあると考えています」常にユーザー目線で考えている同ショップ。スクーターの購入でショップを迷っている人はここでファイナルアンサー(最後の答え)にするのをオススメする。

PICK UP

初心者から女性ユーザーまで
幅広くユーザー目線でものを考える

常にユーザーからオーダーを抱えているファイナルアンサー。それは丁寧な仕事ぶりと、乗る人の気持ちに答えたいという情熱が相手に伝わり、そんな心意気に同調したユーザーが同店を信頼し、頼ってくるからに尽きる。またファイナルアンサーには女性ユーザーが多いのも特徴だ。デザインが可愛いファッション系スクーターも展示しており、納車時にはバイクの取り扱いも親切丁寧に説明してくれる。どんなバイクを選んだら良いのか分からないという人は、実際に訪れて様々な車種に触れることをオススメする。インターネットだけの情報よりも、スクーターを専門に扱い、多くのユーザーと意見交換したプロに話しを聞くのが一番有効だ。バイク選びから丁寧に相談に乗ってもらえる。下町ならではの人情味ある頼もしいショップなのだ。

 

女性ユーザーを意識したファッション系スクーターも常時展示している。「ファッショナブル」に乗りこなす女性ユーザーも多いのだという。カラーバリエーションも豊富に取り揃え、手頃な価格設定はユーザーにとってうれしい限りだ。

カスタムベースとしても人気を博しているホンダのズーマー。収納と言うスクーターならではの利便性を無くした武骨なデザインが特徴。カラーバリエーション豊富でカスタムパーツも多く販売されているので自分だけのオリジナルズーマーも作れる。

ジョーカーはメッキパーツを多く使っているので煌びやかなデザインが特徴的だ。現行車にはない唯一無二のスクーターで、今でも全国で根強い人気を誇っている。年々、入手できる台数も減少しているので気になっている人は今のうちに手に入れておくことをオススメしたい。

絶版になった現在でも人気を誇るホンダのフュージョンも展示している。主流のビッグスクーターは丸みを帯びたデザインが多い中、フュージョンは真逆のシャープなボディラインが特徴。現行車にはない魅力が詰まっている。

今、大人気のホンダPCXも展示。抜群の燃費の良さを誇るモデルだ。主流は125ccだがファイナルアンサーでは150ccも展示をしている。非常にコンパクトながらも高速道路も走ることができるので、通勤だけではなく、ちょっと遠出をしたいという人にもオススメ。

ファイナルアンサーでスクーターを購入した人のポラロイド写真が飾られている。壁を覆い尽くす勢いで貼られており、オープンから現在までの歴史を物語っている。それだけ多くのユーザーに愛され、支え続けられているという信頼の証でもあるのだ。

販売が決まったバイクは予め交換や調整、分解清掃等の多項目にわたる整備をしっかりと行い、安心して走れる状態にして納車してくれる。「末永く乗って頂きたい!」そんな想いがあるからこそである。

ファイナルアンサーは、自動車公正取引協議会に加盟し店舗のカウンターには会員証を掲示している。公取協監修のもと、公正競争規約の遵守や価格と品質の適正表示に努めている。「いいバイク選び」の前に同店の様な「いいお店選び」が重要だ。

ファイナルアンサーでは全国オートバイ協同組合連合会の加盟店として「オートバイ点検整備推進運動」を実施している。近くに来たときは、簡単な点検だけでも受ける事をオススメする。

10ホンダの純正オプションパーツを付けたジョーカー90。フロント部分をメッキモールで装飾し、リヤにはバックレストも付いている。オプションパーツは今となっては大変希少で数が少なくなっており入手も難しくなってるとの事だ。

11高さのあるシーシーバーを付け、前後のサスペンションをローダウンし、お洒落なホワイトリボンタイヤを履かせた遊び心満載のジョーカー50。専用キャプトンマフラーは今では非常に貴重なパーツである。こうしたカスタムもファイナルアンサーでは受付けている。

SHOP INFORMATION

ファイナルアンサー

住所/東京都足立区足立2-18-9
TEL/03-5888-3100
FAX/03-5888-3101
営業/10:00-19:00
定休/木曜日
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