「オーバーヒート気味だったのでエンジンオイルにスーパーゾイルを添加してみたら、その後はオーバーヒートしにくくなり、水温計の針が差す位置も以前と比べて低くなった!!」などなど、一般ユーザーの場合は、ビフォー&アフターでの「体感的な違い」をお話して下さる例が多い。
プロメカニックやサンデーメカニックに伺うと、一般ユーザーとはまた違ったお話を聴くことができる。例えば、分解したエンジン部品の摺動面を見ると、その輝きが「スーパーゾイルを使う以前とは明らかに違っている……」といったお話や金属同士が擦れことで発生するメカノイズが、「スーパーゾイルを添加してからはノイズがソフトになって、そのうち、気にならなくなりました」といったお話も決して珍しくはない。つまり体感的な印象から一歩踏み込んだ、「視覚的かつ聴覚的な違い」として、スーパーゾイルのアドバンテージを聴くことができる。
そんなスーパーゾイルの効果を、より確実に得られる方法が「3ステップ式ゾイル処方」である。エンジン内部の汚れをフラッシングゾイルで清浄洗浄した後にスーパーゾイルを添加したエンジンオイルを注入する。フラッシング行為によってエンジン内部の汚れが想像以上に落ち、オイル受けに排出したフラッシングゾイルが真っ黒になっていることに驚くユーザーが実は多い。フラッシングゾイルが無色透明なので、その効果は実に明白だ。
FLUSHING ZOIL
フラッシングゾイル
1,000ml◎880円(税抜)
有機溶剤や洗浄剤をベースに製造している一般的フラッシング剤とは異なり、ナフテン系やパラフィン系などの高性能ベースオイルから製造しているのがフラッシングゾイルである。実走行にてエンジン内部の汚れを包み込み、排出できるという大きな特徴を持つ。
SUPER ZOIL for 4cycle
4サイクル用エンジンオイル(半合成油)
100ml◎2,600円(税抜・写真の商品)その他に250ml◎5,800円(税抜)/320ml◎6,800円(税抜)/450ml◎9,800円(税抜)がある。
リピーターのクチコミから始まりユーザー自身が様々な実績を積みあげてきたスーパーゾイル。エンジンオイル全量に対し10%添加することで、エンジン内の各摺動部をスムーズに作動させることができる。お疲れ気味のエンジンには、特に良く効く!! エンジンオイル注入量(使用量)が2リットルなら、1,800ccのエンジンオイルと200ccのスーパーゾイルを混ぜる。多少の割合違いは気にせずに!!
さらに最近話題となっている燃料チューニングを、スーパーゾイルのフュエルチューナーで行ってみよう。現代のガソリンには、環境問題の影響で様々な物質が添加含有されている。その影響で以前のガソリンと比べて着火性能が低下しているのだ。そんなガソリンを元気にするのがフュエルチューナーで、環境にも配慮した成分で形成されている。
SUPER ZOIL FUEL TUNER
フュエルチューナー ガソリン用
80ml◎1,800円(税抜)
ビジネスや通勤用として使っていた4サイクルエンジン車の燃焼室やピストントップには不完全燃焼によって汚れが堆積しやすい。そんな不純物の清浄と同時にパワーアップ感を実感できるのがフュエルチューナーだ。もちろん大型モデルでも実感できる。
ここでは「3ステップ式ゾイル処方」を実践してみよう。エンジンオイルは、油温が高まらないと流動性が悪い。古いオイルを抜き取る際には、最初に暖機運転を行おう。古いオイルを抜き取ったら、フラッシングゾイルをオイルレベル下限まで注入し、フィラーキャップを閉じてエンジン始動。再び短時間だけ暖機運転を行ったら、通常速度域にて実走行し、エンジン内部をフラッシングしよう。カッ飛び走行ではなく、交通の流れに合わせた通常走行でフラッシングゾイルを温め、ミッションに関しても、各ギアをしっかり使って走行するように心掛けると良い。この実走行によってエンジン内部のスラッジや汚れが包まれて排出されやすくなる。
実走行によってエンジン内部に多くのオイルを巡らせ、隅々に溜まった汚れを包み込むように排出できるフラッシングゾイル。他のフラッシング剤とは違った特徴を持つのがフラッシングゾイルなのだ。
フラッシング走行を終えたら、早速、フラッシングゾイルを排出する(エンジンが冷える前に)。ドレンから流れ出る汚れたフラッシング剤に驚くオーナーもいるはずだ。また、車体を左右に何度か傾けて、より多くのフラッシング剤を排出してみよう。ここまでできたら、あとはお気に入りのエンジンオイルにスーパーゾイルを10%混ぜて注入、もしくはスーパーゾイル添加済みのエンジンオイルを注入すれば良い。
エンジンが冷える前に旧エンジンオイルを抜き取り、フラッシングゾイルを油量下限まで入れてエンジン始動。今回は5分程度アイドリングで暖機してから通常走行にてフラッシングを行った。距離にして30キロ程走ってみたが、フラッシング後は真っ黒に!!
実走行でエンジン内部を洗浄したら、エンジンが冷える前に効率良くフラッシングゾイルを抜き取り、ドレンボルトを確実に締め付けてからスーパーゾイルを添加混合したエンジンオイルを注入。走り屋ライダーなら、オイルレベルは下限近くがお勧めだ。
前述したように、時代の流れの中でガソリンにも変化が起きている。清浄性や酸化防止性能の向上、ガソリンメーカーによって違いがある着色剤などなども含め、様々な添加剤が混合されている。そんな添加剤が「爆発燃焼性能」を低下させている例も少なくない。
バイオエタノールが混合されているガソリンなどは、ガソリン性能のみならずエンジン内部のオイルシールやOリングに悪影響を与え、オイル漏れの原因となるケースもあるのだ。それぞれの添加剤で着火タイミングにズレがあるため、結論として完全燃焼の妨げとなってしまうのだ。それが現代のガソリンであり、そんなガソリンの性能を高性能化するのがスーパーゾイルのフュエルチューナーなのだ。燃料に含まれている難燃性物質を溶解し、より理想的な燃焼状態を作ることで、燃焼室に堆積する不純物を極力減少させる性能を持っている。
エンジン内の洗浄・スーパーゾイルの添加・フュエルチューナーの添加。この「3ステップ式ゾイル処方」を実践することで、愛車の走りはひと味違ったものになる。次の機会には是非、トライしてほしい。
「3ステップ処方」を実践する以前と比べて、エンジンの回り方が実に滑らかかつ静かになった印象が強いスーパーカブ。2サイクルエンジンモデルでは、ギアオイルのフラッシング用として利用することができる。