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毎日使うスクーターだからこそヘッドライトにこだわりたい!

  • 取材協力/サインハウス  撮影/井上 演  取材・文/佐賀山敏行  構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
  • 掲載日/2017年3月21日

ヘッドライトは、夜間に前方を見るための“視認性”はもちろん、周りのクルマや歩行者から自身を認識させる“被視認性”にも関わる重要なパーツである。だからこそ、通勤や通学で乗る原付や原付二種スクーターにこそ装備したいもの。ヘッドライトが明るいのと暗いのとでは、陽が暮れてからの帰り道、小さな車体で公道を走るときの安全性に大きな差が出るのだ。

視認性と被視認性を大きく向上させてくれる
小排気量バイク向けLEDヘッドライト

サインハウスがリリースする「LED RIBBON(エル・リボン)」は、LEDヘッドライトが持つ「蓄熱による光量低下」という弱点を、独自に開発した放熱システム「ヒートリボン」によって解消。圧倒的な明るさを安定して供給する性能の高さによって、多くのライダーから支持されている。

ラインナップも豊富で、約4,500ルーメンというH.I.Dバルブの1.5倍もの明るさを発揮する「H4 HYPER XHP3537W」は大型・中型バイクユーザーの高い注目を集めている。しかし今回オススメしたいのは、原付や原付二種などの小排気量バイク向けの製品である。

現在ラインナップしているのは、今回紹介するHS1型タイプのほか、PH7型、PH11型、PH12型の4種類。ホンダ・リード125のほか、Dio110、ヤマハ・シグナスXやスズキ・アドレスV125Sといった、通勤ユーザーに人気のモデルが適合車種となっている。もちろん明るさは「H4 compact XHP3525W」に迫る明るさ(HS1型Loビーム最大2000lm、Hiビーム最大3000lm)で、決して小排気量向けの廉価版などではない。圧倒的な光量と持続性で、快適なライディングをサポートしてくれるのだ。

小排気量バイクは小さな車体が周りから見えにくく、事故に繋がることも少なくない。しかし明るいヘッドライトがあれば、被視認性も向上させてくれるし、LED特有の真っ白でシャープな光は対象物をはっきりと映し出し、見やすくしてくれる。だからこそ、仕事や学校で疲れた帰り道でも周りからも認知されやすく、しっかりと前方を認識できるLED RIBBONはオススメ! 毎日使うからこそこだわりたい、有力な実用パーツなのだ。

簡単取り付けで効果バツグン!

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HS1型 タイプ1 1万5,000円(税抜)
小排気量向けながらも、光量や持続性はH4タイプと同等。小さな車体に大きな存在感をもたらしてくれる被視認性のアップが大きな魅力だ。適合車種はホンダ・リード125、ディオ110のほか、スズキ・アドレス110(CE47A)など。

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リード125を使って、取り付け手順の紹介。まずはノーマルバルブとLEDバルブを交換するのだが、スクーターの場合はカウルを取り外さなければならない。ボルトではなく、クリップやツメで密着している場合が多いので破損しないよう注意! 「内装はがし」などの工具があると便利だ。

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LEDバルブで発生した熱はヒートリボンへ移動して放熱される。これがLED RIBBONが安定的に光量を維持できるポイントだ。そのため、効率よくヒートリボンへ熱を送るための電熱シリコングリスは必須! LEDバルブとヒートリボンの接合面に、なるべく多く塗ること。

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LEDバルブを装着後、純正防水ブーツを取り付け、さらにヒートリボンを付属のボルトで固定する。このとき、ヘッドライト裏側に沿わせるようにして、ヒートリボンをなるべく大きく広げる。これが放熱効果を高めるポイントである。

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純正ハロゲンバルブとの明るさの違いは一目瞭然! 黄色くぼんやりとした明かりの純正に比べ、LED RIBBONは白くはっきりとしている。これなら会社や学校からの帰り、陽が暮れた暗い道でも十分に自身の存在をアピールすることができるだろう。

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ライダーからの視界をチェック! 照射範囲が広がっただけでなく、シャッターの蛇腹がはっきりと見えている点にも注目したい。白く明るい光によって対象物がくっきり見えるので、仕事帰りの疲れているときでも、障害物などを見落としづらい。視認性においても、安全性は大きくアップするのだ。

サインハウス

サインハウス

住所/東京都世田谷区玉川田園調布2-9-14
電話/03-5483-1711
時間/9:30-18:00
定休/土日祝

Bluetoothインカム「B+COM(ビーコム)」や、車種や使用シーンに合わせてスマホなどのデバイスを自由に取り付けられる「サインハウス・マウントシステム」など、ライダーの要望をしっかりとカタチにしたハイクオリティーな製品作りが好評。