リーズナブルだけではなく本当に満足できる1台

スズキの原二スクーターと言えば、50ccモデル並のコンパクトなボディとパワフルなエンジンを持つアドレスV125Sを思い浮かべる人が多いだろう。しかし今、スマイルバイクが読者の皆さんに注目してほしいモデルが、ここに紹介するアドレス110である。

この価格でこの装備と性能!

そのポイントをひと言でいうと、「20万円を切る車両本体価格と高い性能、十分な装備の両立」である。

車体価格はなんと20万5,200円（税抜19万円）! これは国内原付二種クラスで最も安い。気軽にバイクやスクーターに乗りたいという人にはうってつけなのだ。

もちろん「安かろう、悪かろう」では意味がない。しかし、アドレス110には悪かろうどころか、新開発のSEP（スズキ・エコ・パフォーマンス）エンジンが搭載されている。これは環境性能とパワーを両立させたエンジンで、軽量な車体と相まって、スズキらしい走りの楽しさがしっかりと演出されている。もちろん、燃費の良さも特筆すべきポイントだ。

さらにスリムな車体はエッジの効いたデザインで、収納スペースも十分！ 所有感もしっかりと満足させてくれる。

この価格でこれだけの装備と性能…コストパフォーマンスに優れた愛車を選ぶなら、アドレス110、一択である。

アドレス110の嬉しすぎるパフォーマンス

新開発のSEP（スズキ・エコ・パフォーマンス）エンジンを搭載。低燃費とハイパワーを極めて高いレベルで両立させている。

ホイールは前後ともに14インチを採用。直進安定性に優れ、段差の衝撃なども吸収し、快適に走ることができる。だから長距離運転でも疲れにくい！

リアブレーキレバーを掛けた状態にしておけるブレーレロックシステムを標準装備。サイドスタンドによる駐車でも安心だ。

シート下トランクの容量は20.6リットル。スリムな車体ながらもヘルメットを収納可能。インナーラックにコンビニフックも装備し、実用性は高い。

中央にアナログ式のスピードメーターを配し、必要な情報を瞬時に見ることができる。スイッチ類もシンプルで、操作しやすい。

エッジの効いたルックスが大きな特徴。V字型のフロントウインカーやスポイラーを思わせるリアキャリアなど、秀逸なデザインだ。

フットスペースはフラット形状なので、乗り降りしやすい。ライダーが足を降ろす位置を絞り込んでいるので、足つき性も極めて良好だ。

シート高は755mmと、このクラスでは高めだが、車体自体はスリムに作られているため、車体を大きいと感じることはない。車体自体がスリムなのにプラスして、シート形状も細く、さらに足を降ろす位置を絞り込んでデザインしているため、足つき性は良い。※ライダーは身長164cm

装備重量は97kgで、クラスでもトップレベルの軽さ。女性やビギナーでも不安を感じることなく取り回せるはずだ。原二クラスは街中での走行が多く、取り回しのしやすさも重要なのだ。