バイク保険用語虎の巻「車価表」ってなに?

バイク保険用語虎の巻「車価表」ってなに?

文/守田二草  構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
掲載日/2017年02月23日

車両保険の保険金額を左右する「車価表」
損害を補償してくれる保険には、さまざまな専門用語が存在します。なんとなく「聞いたことある」「知っている」それらの用語を、正確に理解している人は実は少数。そこで、保険用語をわかりやすく解説していきます! 今回は事故でバイクが壊れたり、全損になってしまった場合や、盗難されてしまった場合の損害を補償してくれる車両保険について。その際によく話題になる「車価表」とは?

年月が経つとどんどん価値が下がる?
「車価表」の評価

楽しいバイクライフを送る上で、体験したくない交通事故や盗難被害ですが、万が一起こってしまった場合、愛車が受けた損害を補償してくれるのが「車両保険」です。

車両保険に加入する際に気をつけておきたいのが、実際に支払われる保険金。車両保険の保険金として設定できる金額を「協定保険価額」といいます。この金額は、事故や盗難などの損害を受けた時の時価によって査定されます。この際にベースとなるのが、各保険会社が作成した「車価表」と呼ばれる「自動車保険車両標準価格表」なのです。

対象となる車両は「用途」、「車種」、「車名」、「型式」、「仕様」、「年式」などで価値を評価。走行距離やボディカラー、オプションなども加味され、上限価格と下限価格のある大まかな時価額が算出されます。だいたい半年ごとに見直しされ、評価が変動。一般的には、車両の価値は年月とともに減少。契約時と事故時で差がある場合が数多くあります。

以前は自動車保険料率算定会(損害保険料率算出機構)が算出した料率の使用義務がありましたが、保険業の規制緩和によって1998年に廃止となりました。現在は、各保険会社がさまざまな市場データを参考にして保険料を決めています。そのため、同じ車両でも保険会社によってサービス内容に差があるのです。

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バイクの盗難対策と保険について

車と比べて趣味性が高いとされるバイク。中古車両でも年式や車種によって、プレミアム価格がつくことも少なくありません。また、カスタムすることも珍しいことではなく、高価で売買される場合もあります。

そのため、交通事故や盗難に逢った際、一般的な「車価表」で算出された保険金額が、実際の購入価格を大きく下回ってしまうことも……。「え! 自分の愛車ってこんなに価値が低いの??」と、がっかりされるユーザーも多いのではないでしょうか?

損害を受ける前の状態に回復させたくても、満足のいく金銭的補償が受けられない場合、その修理費用を自分で持ち出すことになってしまうのです。その結果、修理や購入をあきらめてバイクを降りてしまう……という現実も少なくはないでしょう。

そこで、バイクユーザーのために考えられた車両保険が「BikeBrosみんなのバイク保険」なのです。新車、中古車にかかわらず加入が可能で、初度登録からの経過年数にかかわらず「購入金額」を補償! 二輪車販売店からの販売証明書が発行されればOK。それまで続けてきたバイクライフが回復できるようにサポートしてくれます。自分のライフプランに合わせた保険選びで、バイクのある充実した生活を楽しみましょう!!

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