掲載日:2016年12月27日 取材で見つけた旧車バイク紹介
記事提供/Zeppanバイクス編集部 取材協力/エフオート
※この記事はモト・メンテナンス別冊『Zeppan BIKES 20号』の『物件通信』を再編集したものです
スクーターやオフロードモデルを除けば4ストメーカーのイメージが強かったホンダが、世界GPを席巻したNS500と同様の新開発2ストローク水冷V型3気筒250ccエンジンを搭載したのが1983年に登場したMVX250Fである。RZ250RやRG250ガンマなどのライバルに比肩するポテンシャルがあったものの、前年に登場して大ヒットを放ったVT250Fに似たデザインや、メーカー初の2ストロードモデルの扱いに販売店が不慣れだったことなどが重なり、人気モデルとはなれず、NS250Rに後継を譲ることとなった。
だが絶版車市場での人気はいまだ根強く、そんなファンに絶好なのが、CB400フォアの販売でお馴染みのエフオートが保有するこの車両。サイドカウルやアンダーカウル、シートカウルなど当時の純正オプションパーツ満載で、タイヤも1983年生産のOEMモデルが装着された奇跡の1台!!