投稿者/イイ爺ライダーさん | 取材日/2018年02月09日
大分県豊後 (ぶんご)大野市を通る国道57号線を走っていると大きなアーチ屋根を持った『道の駅あさじ』が現れます。向かいにはドライブインがあり、この辺りでは賑やかな場所です。自動車専用道路の中九州道(国道57号)朝地ICの出口から約400mと立地も良く、阿蘇-大分間を走る車が多いです。また中九州道は東九州自動車道大分米良ICから伸びており、現在も朝地ICから西方面へ延伸工事が行われています。
建物は屋根部分をスケルトンログ工法で建てられ、アーチ状の屋根下に各々の施設を置いたような感じです。天井高が高くとれ、屋根との一体感が無いのがこの工法の特徴で、特産品販売コーナーも大きな窓からは取り入れた太陽光で広々と感じられます。円錐形の上部をカットしたようなトイレも、採光を屋根から取り入れられる造りになっていました。道路情報と休憩所を兼ねた建物が障がい者用パーキングの横にあり、道路情報がモニターで確認できます。
お土産は地元特産品の干し椎茸とカボスを絞った加工品がメインに並んでおり、朝地牛の加工肉や、猪肉を紅茶に付け込んだものなど幅広く販売されていました。道の駅の駐車場には旧式の円柱型ポストが今も設置されていて珍しく眺めていると、裏手を走るJR豊肥線の気動車が2両編成で駆け抜けて行きました。
江戸時代に道の駅裏手を流れる平井川に住んでいて、旅人に悪さを働いたカッパをモチーフに作られた子供カッパ。道の駅あさじでは、イメージキャラクターとしてお土産などに印刷されています。
特産品販売コーナーの屋根組みは地元の杉丸太を使ったスケルトンログ工法で組み立てられいます。圧縮力を杉丸太で持たせており、柱の無い大きなスパンをつくっています。
平井川には中途半端な橋(中渡橋)がありますが、川幅の拡幅工事で取り壊される石橋をここに移設させたもの。九州では石橋が多くあり、地元では役目を終えてもこの様に保存されることがあります。
星の数や寸評はレポーターの主観に基づくものです。道の駅の施設や利便性に対する正確な評価ではないので、参考としてご覧ください。
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