ブライトリングとバイクカルチャーが融合して誕生した2つのクロノグラフ

掲載日:2023年09月05日 フォトTOPICS    

取材協力・写真/ブライトリング・ジャパン 取材・文/後藤 武

ブライトリングとバイクカルチャーが融合して誕生した2つのクロノグラフのメイン画像"

「ライダーたるもの、バイクだけでなく身につけるものにも気を使いたい」そんな方にぜひ知っていただきたいのが、ブライトリングから発売されたクロノグラフ(ストップウォッチ付き腕時計)トップタイム・デウスとトップタイム・トライアンフだ。

一生物のアイテムを探しているライダーが
身につけるべきアイテム

時計にそれほど詳しくない方でもブライトリングの名前は聞いたことがあるだろう。1884年、スイスで創業したブライトリングは時計の世界で様々な技術革新を起こし、その正確さと信頼性の高さが世界中に知られるようになった。20世紀初頭、欧米で盛んになったレースではスピードを測定するのに使用されるようになり、多くの飛行家やアスリート達もこぞってブライトリングを愛用した。数々の伝説が作られ、冒険を愛する人々にとって憧れの腕時計となっていったのである。

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ブライトリングはその伝統を受け継ぎながら進化を遂げてきた。ブライトリングのプロダクトデザインを担当しているシルヴァン・ヴェルネロンの話を聞くと、現在のブライトリングのモノづくりに対する姿勢がよく分かる。

「ブライトリングの時計を手ザインする場合、考慮しなければいけないことが3つある。まずはブライトリングのヘリテイジに対して敬意をはらうこと。受け継がれてきた伝統から逸脱しないこと。そして21世紀の技術としてふさわしいかどうかだ」

今回紹介する2つのクロノグラフに関しては、ケースがそれまでの2ピースから3ピース構造となった。部位によって表面処理を変えることができるのでデザインの可能性が広がったとヴェルネロンは言う。

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トップタイム・デウスはモノトーンを基調とし、ブラックダイヤルに3つのホワイトのサブダイヤルとタキメータースケールを組み合わせている。ベルト部分はレーシングカーフスキンストラップかメッシュメタルブレスレットのどちらにも対応する。

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トップタイム・トライアンフは往年の名車トライアンフ6Tサンダーバードのカラーをイメジしたアイスブルーのダイヤルを採用している。

腕時計にバイクの世界観を表現することができたのは、ヴェルネロンがモーターサイクルやカスタムバイクのデザインに精通していることが関係している。インダストリアルデザイナーとして経験をBMWでスタートさせ、R nineTなどのデザインを手掛けたヴェルネロンは、ポルシェ、MVアグスタ、ドゥカティなどのプロジェクトに参加し、カスタムバイクビルダーとして活躍していたこともある。デウス・エクス・マキナではカスタムバイクの審査員を努めた。

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「バイクと時計に共通している点があるとすれば、それはどちらも技術的なオブジェクトだということだ。どちらも非常に高い技術を必要として、デザインする時も色々な制約がある。大きな違いはスケール。バイクやクルマのデザインはミリ単位だけれど、時計の場合は、その100分の1になる」

伝統とヘリテイジを大事にしているのは、デザインだけではない。2つのモデルに搭載されているムーブメントはブライトリングが独自に開発したキャリバー01。バイクのエンジンに相当するパワーユニットである。自動巻きのメカニズムを最新の技術で進化させただけでなく、メンテナンスを行う技師たちの意見まで取り入れられたことによって、時計を愛でてメンテナンスまでも楽しみながら、自分と一体化していく喜びがあるのだ。時計の裏側を見ると、この精巧なメカニズムが動く様子を観察することもできる。

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5年間という保証期間はブライトリングの品質に対する自信の現れだ。製造に10ヶ月を要し、1000回のテストを繰り返してスイス公式クロノメーター検定機関であるC.O.S.Cの認定をクリア。更に500Gで6万回という過酷な衝撃テスト、10万回のリューズ巻き上げテスト、346万5000回というローター巻き上げテストを独自に行っている。

「80年代から90年代くらいまでは、自動車は自由にデザインすることができたけれど、現在では安全、環境、衝突など多くの規制があり、デザイン表現が非常に制限されている。それに対して時計ではジュエリー的なアプローチができる。より芸術的な表現ができる世界で仕事ができているということが、今の自分にとってとても重要なんだ」

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冒険者達に愛されてきたブライトリングが、バイクカルチャーと融合して誕生した2つのクロノグラフ。メカを愛し、一生物のアイテムを探しているライダーが身につけるべきアイテムかもしれない。

トップタイム B01 デウス

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ムーブメント
キャリバー: ブライトリング マニュファクチュール キャリバー 01
直径: 30 mm
厚さ: 7.2 mm
ワインダー: 機械式自動巻き、ボールベアリングによる両方向回転式
パワーリザーブ: 約70時間
部品数: 336
振動数: 28,800回/ 時、4 ヘルツ
クロノグラフ: コラムホイール、垂直クラッチ、1/4秒、30分積算計、12時間積算計
ディスプレイ: 時間、分、秒
認定: COSC公認クロノメーター

ケース
素材: ステンレススチール
直径: 41 mm
高さ: 13.3 mm
高さ(ラグの上端から下端まで): 50.36 mm
防水: 最大 10 気圧( 100 メートル)
ガラス: ドーム型サファイア、両面無反射コーティング
ケースバック: ねじ込み式スチール、サファイアクリスタル
リューズ: 非ねじ込み式、2ガスケット
ベゼル: 固定

ダイヤル・針
ブラック、コントラストカラーのホワイトのクロノグラフカウンター
スーパールミノバ®蓄光塗料を塗布したインデックスと時針・分針

ストラップ
フォールディングバックル付きブラックカーフスキンレザーストラップ (20/18 mm)、 またはバタフライクラスプ付きステンレススチール製メッシュブレスレット【2024年1月入荷予定】

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トップタイム B01 トライアンフ

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ムーブメント
キャリバー: ブライトリング マニュファクチュール キャリバー 01
直径: 30 mm
厚さ: 7.2 mm
ワインダー: 機械式自動巻き、ボールベアリングによる両方向回転式
パワーリザーブ: 約70時間
部品数: 324
振動数: 28,800回/ 時、4 ヘルツ
クロノグラフ: コラムホイール、垂直クラッチ、1/4秒、30分積算計、12時間積算計
ディスプレイ: 時間、分、秒
認定: COSC公認クロノメーター

ケース
素材: ステンレススチール
直径: 41 mm
高さ: 13.3 mm
高さ(ラグの上端から下端まで): 50.36 mm
防水: 最大 10 気圧( 100 メートル)
ガラス: ドーム型サファイア、両面無反射コーティング
ケースバック: ねじ込み式スチール、サファイアクリスタル
リューズ: 非ねじ込み式、 2 ガスケット
ベゼル: 固定

ダイヤル・針
アイスブルー、コントラストカラーのブラックのクロノグラフカウンター
スーパールミノバ®蓄光塗料を塗布した時針・分針

ストラップ
フォールディングバックル付きブラックカーフスキンレザーストラップ (20/18 mm)、 またはバタフライクラスプ付きステンレススチール製メッシュブレスレット【2024年1月入荷予定】

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