ジャコモ・アゴスチーニ氏をゲストに迎えた「ダイネーゼ台場」移転リニューアルイベント

掲載日:2019年05月24日 フォトTOPICS    

協力/ダイネーゼ台場
写真・文/成田 恒一

ジャコモ・アゴスチーニ ショートインタビュー

ジャコモ・アゴスチーニ氏をゲストに迎えた「ダイネーゼ台場」移転リニューアル記念イベントの画像

1960〜70年代にかけて活躍した、生ける伝説のライダー、ジャコモ・アゴスチーニ。 GP通算122勝(ご本人曰く、実は123勝!)、ロードレース世界選手権で、実に15回ものワールドタイトルを獲得した、誰もが認める史上最高のライダーだ。ダイネーゼとAGVの契約ライダーでもある氏は、1975年に鈴鹿サーキットを訪れて以来、10回以上も来日している親日家でもある。

「1973年にMVアグスタとの契約が終了し、その後ヤマハと契約したんですが、MVアグスタとは、まるで家族のような関係だったので最初は不安だったんです、いったいどうなるんだろうかと。もちろん日本を訪れたこともなかったから……。でも浜松のヤマハに15日間滞在してミーティングを重ねた時に確信したんです、日本に新しい家族ができたと。食事も美味しかった。しゃぶしゃぶが大好きなんです。お箸もうまく使えますよ(笑)」

ジャコモ・アゴスチーニ氏をゲストに迎えた「ダイネーゼ台場」移転リニューアル記念イベントの画像

現在、氏はヤマハのYZF-R6にMVアグスタのF4&F3など7台ものバイクを所有し、毎日通勤に使っているという。その中でもお気に入りは日本未導入であるヤマハのスクーター、Xenter 150だ。

「雨の日も雪の日も毎日バイクで通勤しています。私が毎日バイクに乗っているということは、地元のベルガモでは有名な話なんですよ。雪の日は、車で登れないような坂もXenterならグイグイ登りますから、やはりバイクは機動力に優れています」

ジャコモ・アゴスチーニ氏をゲストに迎えた「ダイネーゼ台場」移転リニューアル記念イベントの画像

アジア最大規模のフラッグシップストア、ダイネーゼ台場の印象について伺うと、「すごく広くて美しいショップですね。イタリアのダイネーゼショップと同じ什器が使われていて、まるでベルガモにいるみたいでリラックスできます」と答えていただいた。

ジャコモ・アゴスチーニ氏をゲストに迎えた「ダイネーゼ台場」移転リニューアル記念イベントの画像

現役時代、氏はレースでの経験をダイネーゼにフィードバックを行い、商品開発も担っていた。ダイネーゼ創始者リノ・ダイネーゼ氏の「ライダーの安全を第一に考えて商品開発を行う」というブランドポリシーに共感し、氏はライダーの安全を守るためにダイネーゼ氏とともに歩んできたと語る。

最後に日本のファンに向けてコメントをいただいた。
「今回はダイネーゼ台場に呼んでいただきありがとうございます。日本の皆さんはレースが大好きで、昔から熱心に応援してくれていました。本当に感謝しています。明日には帰国するのですが、必ずここに戻ってきます!日本は綺麗な女性が多くて大好きですから(笑)」

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