掲載日:2017年06月22日 フォトTOPICS
取材・写真・文/森下 光紹 取材協力/筑波サーキット
みなさん朝早くから来場されて開場待ちの行列ができるのも例年のこと。今年も予定より前倒しでオープンし、駐輪場へと誘導されます。
いまや初夏の風物詩となりつつある熱きバイク乗りのイベントが、このロードライダーフェスタです。今年も多くのライダーが各地から集まり、総来場者数は過去最多となる2,500人となりました。今回はハーレーダビッドソンの出店もあることから、ハーレー乗りも多く見られました。
イベントの進行役は月岡編集長と、今回はなんと、ウィズミーを主催する丸山浩さんが担当します。丸山さんは国内有数のプロライダーとして活躍中ですが、そのマルチなキャラクターでモータースポーツのジャーナリストやプロデューサーとしても一流。そしてその甘いマスクにファンも多く、様々なイベントでMCもこなします。そんなコンビと共にメインステージを盛り上げるのは、ロードライダー誌面でも人気者の加藤ジーナちゃんと、今回は初参加となるみかんちゃん。この可愛らしいアシスタントの存在に、おじさまMCの2人は鼻の下をやや伸ばしながら、軽妙なトークを繰り広げていました。
出店ブースの数は40にもなり、各ブースでは様々なイベント特典を用意しているので、パドックを歩くのも楽しみのひとつになっています。そしてメーカーや販売店が提供する試乗車でのサーキットランも大人気。コース1000を先導に従って無理のない速度で試乗します。これならサーキットが初めてのライダーでも安心。リピーターが多いのも納得です。
メインステージでは、昨年も好評だったスイカ割り大会や、バランススキルを競うトラッパー選手権など、誰でも参加できるコンテンツで盛り上がっていました。そして駐輪場の奥では、ロードライダー誌面でもお馴染みの『TheグッドルッキンBike』の撮影会。ここも朝から長蛇の列となって大人気でした。
さらに今年は『バイクビルドオフ』と命名されたカスタムバイクコンテストが行なわれました。事前審査を通過した28台の応募車両がパドック内に展示され、来場者の投票によって優勝が決まります。当日に集計され、午後にはメインステージで表彰式が行なわれました。
サーキットでは試乗会のほか『NO LIMIT JAPAN』によるエクストリームショーも行なわれ、その妙技には毎回目を奪われます。毎年レベルアップされる内容は本当に素晴らしいものでした。今回はハーレーやタンデムでのアクロバティックライドも加わり、普段は見られない光景に観客は驚きの歓声をあげていました。
イベントを締めくくる大抽選会では、協賛各社からの豪華景品がゲットできるとあって大盛り上がり。月岡編集長の閉会宣言まで雨が一滴も降らなかった2017年のロードライダーフェスタ。風も穏やかで過ごしやすく、最高の1日として記憶に残るイベントになりました。
01今年はハーレーダビッドソンのブースもあるということで、多くのハーレー乗りが朝早くから訪れていました。
02駐輪場に並べられた来場者のバイク達。天候に不安があったのでクルマでの来場者も多く、四輪駐車場も一杯になりました。
03メインステージでMCを担当するのは、雑誌『ロードライダー』の月岡編集長と『ウィズミー』の丸山浩さん。そしてマスコットのホワイティーちゃんです。
04ウィズミーを主催する丸山さんは、バイク雑誌やTVでも活躍中のモータースポーツジャーナリストでもあるプロライダーです。その明るい人柄にファンが多く、今回はこのイベントのメインMCとして活躍しました。
05ロードライダーの読者コーナーでお馴染みの加藤ジーナちゃんは、今年でこのイベントのアシスタント3回目。すっかり板についてきましたね。
06今回はシスターのコスプレでロードライダーフェスタ初参加となったみかんちゃんは、バイクブロスの雑誌やウェブ、イベントなどで活躍中です。じつはライダーでもあり、参加者のみなさんと一緒にフェスタを楽しんでいました。
07午前中のハイライトは、ロードライダー誌面で募集していたホンダCBR250RRモニターライダー当選者へのカギの贈呈式。当選したのは神奈川県横須賀市在住の陣野さん。ご家族でいらっしゃいました。
08このイベントで最も人気が高いのは、やはりサーキットでの試乗会でしょう。朝から長蛇の列を作って受付スタッフも大忙しです。リピーターも多いようですね。
09新旧様々なロードバイクが試乗用に準備されました。先導付きの試乗なので、コース上で無理なく安全な速度域で走行可能です。
10もちろん信号も交差点も無いので、かなり気持ちよくバイクを走らせることができます。様々なモデルの特性を知るには最高の試乗会なのです。
11夏と言えばスイカ割りですね。今年でもう3回目の人気コンテンツになりました。子供たちが参加するときには、ジーナちゃんやみかんちゃんがアシストしてくれます。
12割られたスイカは、切り分けられて来場者に振る舞われます。外で食べるスイカは最高に美味しいですよね。
13午後はライダーのバランス力を競うトラッパー選手権で盛り上がりました。まだ免許もない子供たちが、意外に上手でビックリします。
14会場の一番奥では『TheグッドルッキンBike』の撮影が行なわれていました。誌面で人気のコーナーです。
15今回の撮影カットは、7/24発売のロードライダー426号に掲載予定です。
16ソロだけでなく仲間とのワンショットも可能です。撮影現場は終始盛り上がっていました。
1740もの出店があるパドックエリアでは、各ブースで様々な特典が用意されていて、お値打ちのパーツやウェア、グッズを購入された方も多かったのではないでしょうか。
18バイクの引き起こし体験ができるブースでは女性も挑戦。コツさえつかめば引き起こせるものなのです。
19メインステージ横では、実際につくばサーキットで使用されている表彰台で記念写真を撮影することができます。スタッフにカメラやスマホを渡してパチリ。
20ハーレーダビッドソンのブースでは、簡単なアンケートに答えるだけでこのタオルが貰えるキャンペーンを実施。とても人気でした。
21ローラー台を使用した擬似ライディングコーナーでは、実際にエンジンをかけてシフトアップしながら走行フィーリンングを体験できます。こちらも大人気でした。
22今年は『バイクビルドオフ』と命名されたカスタムコンテストを実施。事前エントリーされた車両はパドック内に展示されました。
23投票は当日の来場者が行ないます。様々なスタイルのカスタムバイクを間近でじっくり観察して1票を投じるというユニークな企画です。
241970年代の耐久レーサーイメージで作り上げられたカフェレーサーには、大きな注目が集まっていましたね。見事なフィニッシュには脱帽です。
25投票で上位3台までをメインステージ前に持ち込み、いよいよ最優秀賞の発表です。3台とも気合いが入ったカスタムとあって、どれが優勝してもおかしくないでしょう。
26記念すべき上位3台の入賞者には、この日のために特注されたクリスタル盾が贈られました。
27優勝は、カワサキのZ1000をベースにカフェレーサーを作り上げた関根さん。やはり大きな注目を集めていただけに、納得の結果でした。
28お昼に行われた『NO LIMIT JAPANE』によるエクストリームショーも、毎年恒例の人気コンテンツです。年々レベルアップされていく妙技に、来場者は目を見張るばかり。
29ハーレーダビッドソンを使用してフリーライドを行うのは、日本ではこのチームだけ。重たいハーレーを自由自在に扱うライディングはスゴイ!の一言です。
30今年はなんと、アシスタントの女性を乗せたままアクロバットライディングするという新技も披露してくれました。
31オフロードバイクが縦に回転するという技も、このチーム独自です。何度も回転する姿に会場からは大きな拍手が。
32次々に繰り出される妙技に観客の視線は釘付け。とくに初めて見た人は本当に驚いたことでしょう。
33サーキット上では、試乗会のほかにも協賛各社のカスタムバイクや、ACサンクチュアリーのリアルレーサーのデモ走行も行われました。
34サーキットを駆け抜けるレーシングマシンの迫力は特別なものです。完成度の高い研ぎ澄ませた走行シーンには、憧れの視線が注がれていました。
35試乗会は15:00前には終了し、サーキット上ではACサンクチュアリー主催のサーキット走行会が行なわれました。カスタムマシンのオーナーが自らサーキットを駆け抜けました。
36来場者にも様々なこだわりがあります。ホンダの80年代車愛好家の3人は、とにかくトリコロールカラーが大好き。
37カワサキのニンジャをお揃いで乗るカップルと、その友人。カワサキ車が大好きなのです。
38こちらも同じモデルを楽しむお2人。KLX125ですね。ヘルメットやライディングギアもお揃いでした。
39今回はタンデムでの来場者も多かったように思いました。美男美女にカスタムバイクという、誰もが羨む幸せ感が最高ですね。
40こちらはバイク愛全開のグループ。チームジャケットも揃えてバイクライフを謳歌しています。
41家族での参加も多く、会場ではちびっ子もたくさん見かけました。こんなに小さなツナギがあるとはビックリです。胸と背中にはHONDAのロゴ入り。
42梅雨の合間で雨も降らず、薄曇りと言う好天に恵まれた今年のロードライダーフェスタ。その模様は7/24発売のロードライダー426号にも掲載されますので、是非お買い求めください。
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