祝・通巻400号!! 『ロードライダーフェスタ 2015』 開催!

掲載日:2015年06月23日 フォトTOPICS    

取材・写真・文/森下 光紹  取材協力/筑波サーキット

開場は午前10時。一番乗りは2時間前に到着していました。なんとこのRZV500に乗るのは、21歳のライダーなんです。

飛び出せ! ロードライダー in 筑波サーキット・コース1000
初夏の清々しい一日をバイク三昧で楽しむ

第6回目となるロードライダーフェスタ。今回は本誌発売400号を記念し、6月7日に筑波サーキットのコース1000にて開催されました。つまりロードライダーは、30年以上愛されているバイク雑誌なんですね。これは本当に凄いことです。そこで企画されたのは、これぞ日本オリジナルとも言われる70年代から80年代の名車を揃え、試乗出来るというもの。テレビCMでもおなじみの『バイク王』が、完璧にメンテナンスされた名車をたくさん持ってきてくれました。最も古いモデルはホンダのCB750Fです。初期型のK0(ケー・ゼロ)ですから、発売は1969年。参加者の中には「まだ生まれていないよー」なんてライダーもたくさんいたことでしょう。カワサキZ1やスズキRG400Γなども用意され、この走行会は大人気となりました。

コースで試乗が行なわれている一方、パドックではロードライダーの月岡編集長とMCガリガリ君の2人が、日頃お世話になっている各ブースを訪問。42社ものブースをひとつずつ訪ね歩きます。そして会場内の様子もレポート。どうやら飲食のブースではかき氷の販売が好調なようで、夏を実感することになりました。そこでスタッフが企画したのは、メインステージ前のスイカ割り。これが子供達に大人気。最後はアシスタントの加藤ジーナちゃんも参加して、大いに盛り上がりました。

さて、コースでは次のイベントです。『NO LIMIT JAPAN』によるエクストリームショー。2台のスペシャルマシンを使って、あらゆる技を披露しました。まるでバイクそのものが生きもののようです。これはいつ見ても魅了されてしまいますね。その後は『ACサンクチュアリー』のリアルコンプリートマシン(RCM)がデモ走行。そして午後は『モトコルセ』の占有走行会となりました。

今回のイベントに参加したライダーはバイクだけで1,560台。クルマでの参加も含めると、来場者数は2,100人を超えました。パーキングには歴代のスポーツバイクがずらりと並べられて、そんな光景を見ているだけでも、ロードライダーの歴史を深く感じてしまいます。パーキングの奥では、終日『グッドルッキンバイク』の撮影会が行われ、そこでも大いに盛り上がっていました。

最後まで好天に恵まれたロードライダーフェスタ。普段は誌面を通してしかコミュニケーション出来ない読者のみなさんと直接話が出来る、まさに“雑誌から飛び出した”イベントです。バイクは乗ってもイジっても、磨いているだけでも楽しい乗り物。そんなことをあらためて実感した1日となりました。この模様は6月24日発売のロードライダー401号にも掲載されます。是非ご覧ください。

フォトTOPICS(写真点数/42枚)

01筑波1000のパドックには42社ものブースが並びます。愛車は奥のパーキングに停めて徒歩で散策。普段は雑誌でしか見られない車両やパーツを直接見ることが出来るのです。

02パーキングは午前中でほぼ満車となりました。並ぶのは日本が誇る様々なスポーツバイクたち。パーキングを眺めているだけでも楽しくなってしまいます。

03ヤマハTZR250の最終モデルとそのオーナーです。すごく手入れが行き届いてグッドコンディションですね。貴重な2サイクルです。

04こちらはスズキのボルティーで参加の親子。少しカスタムしてるところがにくいですよね。ほのぼのした雰囲気が最高です。

05ピカピカに磨かれたヤマハの初期型RZ250を発見しました。友達どうしで参加したのでしょうか。その奥にはなんとBOSSHOSSです。

06徹底的にカスタムされたカワサキのゼファー1100。これぞロードライダーとも言える1台ではないでしょうか。

072輪パーキングの奥では、終日『グッドルッキンバイク』の撮影が行なわれました。みなさん自慢のバイクをそれぞれのポーズで撮影します。

08グループで参加の若い世代。みなさん本当に楽しそうです。乗っているバイクもバラエティに富んでいますね。

09メインステージで声を張る、月岡編集長とMCガリガリ君。この日は久しぶりに汗をかいたとか。少しは体重も減ったでしょうか?

10バイク王が用意してくれた絶版車たち。先頭を行くのは「ナナハン」という言葉を生み出した、ホンダのCB750Fの初期型K0です。

11最後尾には、究極のレーサーレプリカとも言われたスズキのRG400ガンマ。2サイクルの水冷スクエア4エンジンです。

12絶版車試乗会の一番乗りは、やっぱり開場入り一番乗りの彼でした。お父さんもバイク乗りという、バイク一家なんですね。

13コースを3周回ってピットイン。そして次のライダーへとバトンタッチします。試乗前には必ずミーティングを行い、安全面への配慮もしっかりしたものでした。

14ほとんどのライダーが生まれて初めての旧車体験だったことでしょう。そして思いのほか乗りやすいことに、きっと驚いたはずです。

15そんな頃、パドックではスイカ割り大会が開催されていました。夏はやっぱりこれですね。子供達にも大人気でした。

16スイカを割ったら、やっぱり食べないとね。大きなスイカは次々と割られ、それを切り分けるスタッフも大忙しでした。

17進行アシスタントの加藤ジーナちゃんも参加します。誌面ではバイキングコーナーでお目にかかる18歳の彼女。意地悪な目隠しされちゃいましたね。

18周りの予想とは裏腹に、スイカを一撃で叩き割ってくれたジーナちゃん。ちょっと驚きました。

19なんと、隣のコース2000で走行スクールを開催していた『WITH ME』(ウィズミー)の丸山浩さんが飛び入り参加。マスクをしても変わらず二枚目です。

20頭脳的なライディングが持ち味なので、スイカ割りも一撃で命中。たくさん食べてクールダウンしてくださいね。

21月岡編集長の突撃ブース訪問の様子は、マイクを通して開場全体に届けられていました。MCガリガリ君とのかけあいは、まるでお笑い芸人のようです。

22スペシャルショップやパーツショップ、そしてウェアなどのブースに混ざって、こんなユニークなブースも登場していました。

23体験出来るブースとしてガリガリ君がチャレンジしたのは、ウェットブラストの実演。汚れた金属パーツがみるみるキレイに!

24コースでは次のコンテンツが開催中。『NO LIMIT JAPAN』によるエクストリームショーです。自在にバイクを操る様は、もう驚きの連続です。

25小さなジャンプ台を設置して仰向けに並ぶ人の上をジャンプ。この中にはもちろん月岡編集長もいましたよ。

26様々なイベントでバイクスタントを続ける『NO LIMIT JAPAN』は、ロードライダーフェスタではもうお馴染みの顔なのです。

27フードコーナーも充実。お昼には気温もぐんぐんと上がって、やっぱりソフトクリームやかき氷が欲しくなりました。

28この暑いなか、さらに車内の熱い鉄板で焼く焼きそば。これがおいしいのです。笑顔が弾けていますから。

29バイク乗りは腹が減る。若いバイク乗りはもっと腹がへる。そんなわけでフードコーナーは大盛況でした。

30小さなお子さん連れが多かったことも印象的でした。お父さん、いつかは娘さんとタンデム出来ることを夢見ているのでしょうね。

31メインステージではけっこう長い時間を使ってじゃんけん大会が行なわれました。なにしろ協賛各社の景品が、たくさん寄せられていましたから。ありがとうございます。

32バイクブロスのスタッフも、声をからして大忙し。バイクブロスのフリーマーケットコーナーでは、格安パーツやウェアが飛ぶように売れていました。

33午後になると、コース上では『ACサンクチュアリー』が制作したリアルコンプリートマシン(RCM)のデモ走行が行なわれました。

34暖機運転の後、美しい走りを見せるデモ走行に会場内のお客さんもコースに釘付け。やはり機能美にあふれていますね。

35その後は、先導付きのサーキット体験走行が行なわれました。ニンジャやゼファーなど、グッドルッキンバイクの走行会です。

36午後の最終枠は『モトコルセ』の占有走行会です。新生ビューエル『EBR』や最新のドカティ、ビモータ等のスーパースポーツがコースを走ります。

37最初は先導付きでコースに慣れてもらい、数周後にフリー走行。参加者は思う存分サーキット走行を楽しんでいたようです。

38ビモータのTESI(テージ)は、ハブセンターステアリングという未来的な車体構成となっています。デビューは1990年ですから、歴史もありますね。

39メインステージの両隣に展開するドカティのブースでは、新型車をすべて展示していました。もちろん、話題のスクランブラーもありましたよ。

40後半のステージコンテンツは、誌面のロードインプレッションでお馴染み、元レーシングライダー和歌山利宏さんのトークショーが開催されました。メインステージも、ドゥカティのステージカーなのです。

411980年代から鈴鹿8耐に参戦するなど、数多くのレース参戦を経て築いた独自のライディング理論に多くのファンを持つ和歌山さん。その話はじつに興味深いものです。

42梅雨の時期、奇跡的に好天に恵まれた今回のロードライダーフェスタは、多くのライダーに参加していただき大成功となりました。この模様は6月24日発売のロードライダー401号にも掲載されます。

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