AUTO GARAGE904 GSX750E(スズキ GSX750E)

掲載日:2019年07月28日 プロが造るカスタム    

取材協力/オートガレージ904(098-974-5521)
記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2018』に掲載された内容を再編集したものです。

AUTO GARAGE904 GSX750E(スズキ GSX750E)のカスタム画像
AUTO GARAGE904 GSX750E(SUZUKI GSX750E)

旧車テイストを廃し、
モダンに仕上げたEカスタム

プロに負けずプライベーターも頑張っているのが沖縄カスタムの大きな特徴。この車両もオーナーさんがオートガレージ904の協力を得て自ら組み上げたという1台だ。

市販パーツをフィッティングするだけでなく、場合によっては各部パーツの加工・自作なども行う。オーリンズ正立フロントフォーク、オーヴァーレーシング製リヤアーム、オーリンズリヤサス、前後マルケジーニホイールとパーツ構成は正統派と呼ぶにふさわしい内容だ。それでいてマシン全体の雰囲気はオーセンティックというより、むしろモダン。これはパーツチョイスや外装カラーリングによるところも大きいと言えるだろう。

AUTO GARAGE904 GSX750E(スズキ GSX750E)のカスタム画像

「初めてのカスタムだったので、分からないことだらけ。各部パーツの寸法合わせやカラー類の製作配線加工など、かなり悩みました。シューティングスターの大野さんにアドバイスしてもらい、自分好みのマシンに仕上げることができたと思っています。ただ、作業自体は案外スムーズで、これは自分でもちょっと意外でした」そう語るオーナーさん。

ACEWELL製メーターをマウントしたメーターパネル、リアキャリパーサポートなどは自作品で、リヤウインカー、テールランプにはLEDも埋め込まれている。普段はまったく同じデザインの青色外装に載せ替えて乗っているとのことだが、こうしたことが手軽にできてしまうのもまた、プライベーターならではの楽しみだろう。 イエロー×グレーを巧妙に配した外装のフルペイントもバランスが良く、見ても楽しい1台なのだ。
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詳細写真

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フォークはオーリンズφ43mm正立タイプのブラック。前後17インチ化に合わせてステムもショートオフセットのものに変更。メーターは純正ケースにオーナー自作のパネルを嵌め込み、ACEWELL製メーターなどをマウント。

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エンジンはGSX1100Sアニバーサリー('90)のユニットに載せ替え。カムのみ750用加工品に変更されているが、それ以外はSTD。

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吸排気系はTMRMJNφ41mmにKファクトリー製エキパイ+アクラポヴィッチサイレンサーでマフラーステー、クラッチレリーズなどもオーナーによる。

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ブレーキは前後ともブレンボキャリパー+Arashiウェーブディスク+ゲイルスピードマスターの組み合わせで強化。

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