掲載日:2010年01月18日 プロが造るカスタム
松島さんの'93年型A10ニンジャは、エンジンから車体、電装系、外装パーツに至るまで、あらゆる部分に手が加わっている。しかし7年前の購入時、ここまでのカスタムを予定していたかと言うと・・・・・・。
「まったくなかったですね。そもそも購入理由が、中古車価格が手頃だったから、ですから。でも少しずつ手を加えていくうちに止まらなくなっちゃったんです」(松島さん)
手に入れた当初はノーマル状態だったと言うこのニンジャ、そもそも松島さんが本格的なカスタムを始めたきっかけは何だったのだろうか。
「べつにノーマルに不満があったわけじゃないんですよ。たまたまハンドルをアップタイプにしたら乗り味がガラッと変わったので、じゃあブレーキをいじったら、リヤショックを変えたらどうなるんだろうって興味が出てきた。実際にカスタムを行う上で意識しているのは、人とは違う方向性を演出すること。僕の周囲には長州忍者会の仲間を含めて、ニンジャ乗りがいっぱいいますから」
そう言う松島さんが、中でも気を遣ったのはカラーリング。現在は子供受けを狙ったというウルトラ警備隊仕様(オールラメ塗装で、各部に目立たないようにフレアが入っている)だが、カラー変更はほぼ2年に一度のペースで行っているそうだ。
「まだ所有して7年ですけど、このバイクはプラモデルやRCみたいな感覚で、一生遊べるオモチャっていう気がしますね。僕自身も全然飽きそうにないですし」(松島さん)
事実、撮影後にサイレンサーやオイルクーラーに手を加えた松島さんは、現在はアンダーカウル装着やスイングアーム変更を検討中。理想の姿を求めていじり続ける日々は、まだまだ続いて行きそうだ。
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