
掲載日:2010年10月25日 プロが造るカスタム
左のスピードメーターと&右のタコメーターを一体ボディに収めるメーターはZ1000RのSTD。アップライトなポジションを作るため、ハンドルバークランプは大きく手前に引かれている。アッパーブラケットがセパレートハンドル採用のGSX-R1100から流用しているため、このクランプ部も製作した上で取り付けられる。今でこそ見慣れた手法だが、当時はまだ一般化する過程にあった
エンジンはワイセコφ(69.4→)74mmピストンでボアを拡大(ストロークは66mmのまま)、排気量は998→1135ccとなる。圧縮比は9.2→11:1にと、これも上げられている。カムシャフトはメガサイクル製で、オイルクーラーはサークスピードの9インチ13段を下入れ下出しでシンプルに配置している。EXはJ/Rなど後期型Zの定番、KERKERメガホンだ
φ38mmから43mmへと大径化され、視覚的にも性能的にもリヤとのバランスを取ったフロントフォークはショーワ製。'89年型GSX-R1100のトリプルツリーをZ用にシャフト打ち換えした上で支持される。ブレーキはクラスフォーオリジナルのφ320mmローターに、ニッシンの対向異径4ピストンキャリパーのセット。ステンレスメッシュホースは黒チューブを被せてSTD感も漂わせる
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