掲載日:2014年07月08日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
レーサーレプリカが全盛期だった’80年代の主役たちを得意とする、静岡県にあるショップ、ゲズンハイト。中でもNSR250RやTZR250に注力しており、ナイトロンと共同開発したリヤショックを市販化するなど、2ストレプリカファンにとって非常に頼もしいショップなのだ。
そんな同店が、JBパワーブランドで知られるビトーR&Dに特注したというのが、このホイールセット。以前からNSR250R用を販売しており、今年の2月には後方排気のTZR250用が加わった。最大のポイントはやはりその軽さで、TZR用でフロント約1.0kg、リヤ約3.1kgも削減できるというから、2ストらしいキレのある走りに磨きがかかるであろうことは想像に難くない。
写真は7本スポークデザインのJB4というタイプをベースとしたもので、このほかにY字10本スポークのJB3もラインナップ。さらに、NSRやTZR以外でも、ホイールを同店に送ることができれば、個々の相談に応じることも可能だという。最近ではR1-Z用を製作している。
サーキットイベントでこのホイールをレンタルしたところ、借りた全員がタイムアップを果たしたというから、性能について疑う余地は一切なし。プライス以上の満足度が得られる王道のホイールと言えるだろう。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
右がフロント用の3.00×17、左がリヤ用の4.50×17で、このほか4.50×18も用意する。1999年に製品化されたJBパワーのマグ鍛は、リム部をスピニングによって温間圧延鍛造したあと、高性能NC工作機によって削り出される
ボルトオンにて装着できるようオリジナルカラーを付属。TZR250用に関しては純正のメーターギヤが使用可能だ
JBパワーのスプロケットも付属
スポークにはJWL規格適合品であることを示す刻印あり。なお、写真は7本スポークのJB4タイプだが、このほかに10本スポークのJB3も用意されている
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