全日本を戦ってきた鍛造ホイール そのストリート仕様がついに登場

掲載日:2013年04月02日 ROAD RIDER アイテムレビュー    

Photo/前川健彦  Report/大屋雄一  記事提供/ロードライダー編集部

昨季、全日本ロードレースの各クラスをはじめ、鈴鹿8耐やモト3に参戦したチームがこぞって採用、高評価を得たのがゲイルスピードのGP1というレース専用ホイールだ。特徴的な5本スポークは内部のリブを湾曲させるなど、しなやかさと剛性を高いレベルで両立。ホイールは軽さだけではなく、バランスも重要であることを証明してみせた。

そんなGP1ホイールのストリート仕様“GP1S”が、ついに発売された。デザインはレース用をそのまま受け継ぐものの、公道走行を可能とするために絶妙なバランスで再設計。国内での軽合金ホイールの安全基準をクリアしながら、レーシングホイールの本質をストリートでも味わえるというのが最大の魅力だ。

カラーリングは写真のゴールドをはじめ、パールホワイト、半ツヤブラックの3種類があり、車体色とのコーディネイトが楽しめる。国内4メーカー以外にBMWやドゥカティの主力車種用も用意。前後セットで約23万円はお値打ちと言えよう。

[ SPECIFICATIONS ]

  • メーカー/ゲイルスピード
  • 販売元/アクティブ
  • 製品名/タイプGP1S
  • 素材/アルミニウム鍛造
  • サイズ/フロント:3.50-17、リヤ:5.50-17、6.00-17
  • カラー/ゴールド、パールホワイト、半ツヤブラック
  • 適合車種/国内外の主力スポーツモデル
  • 価格/フロント:9万7650円、リヤ:13万1250円 ※一部車種で価格が異なる場合あり

[ DETAILS ]

国内の軽合金ホイールの安全基準である“JWL”に適合していることを示す刻印。あらゆる方向から切削加工が施されたスポークには機能美が漂う

レーシングホイールらしいハブダンパーを採用。スロットルレスポンスの向上に貢献する。ハブはアタッチメント機構を廃し、ワンピース構造とされる。これにより、ラジアル方向の荷重におけるしなやかさと高剛性を両立

リヤのリム幅は5.50と6.00の2種類を用意。専用のドリブンスプロケットは別売りとされる。機種によってはタイヤとチェーンが干渉するので要確認

[ お問い合わせ ]

電話/0561-72-7011
〒470-0117 愛知県日進市藤塚七丁目55番地

BikeBooksで雑誌・電子雑誌をチェック!

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索