掲載日:2014年02月25日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
空冷Zシリーズを中心に高品質なコンプリートカスタムを手掛けている、栃木・佐野のブルドック。その製作過程で必要となったパーツをオリジナル商品としても販売しており、中でも“マッコイ”ブランドはカスタムファンに広く支持されている。
そんな同店のオリジナルブランドのひとつ、アルミ鍛造ホイールの“ラヴォランテ”に、待望の18インチが加わった。これは「軽量ホイールを試したいが17インチはフォルムが変わりすぎてちょっと……」などと敬遠していた旧車ユーザーには朗報であり、空冷Zを深く知るブルドックならではのサイズ設定も魅力だ。
ホイール本体は、A6061材を8000tもの高圧で熱間鍛造したものを切削しており、細身のスポークや薄肉のリムでありながら高い強度を実現している。ちなみに設計は3DCADや解析ソフトを駆使して行われて、ノスタルジックなデザインを狙いながらも軽さや強度、弾性といったホイールに求められる要素を高い次元でまとめているのだ。
フロントハブは内部まで切削するためにアタッチメント式とし、各部に耐久性の高いラバーシールドベアリングを採用。カラーは写真の新色、シルバー以外に17インチ仕様と同じマットブラックとゴールドも揃う。
適合機種はZ1000Mk.IIとGSX1100Sで、これ以外の機種については問い合わせを。アルミ鍛造でこの価格は非常に魅力的だ。
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